ドル円についての中期分析。続き...E

ドル円、クロス円が急落(日本時間:AM8:30)。
主な原因はバーナンキFRB議長のコメントで、本邦指標がキッカケとの見方のようです。
月末&週末の仲値不足の観測も不発となり、現在戻りも弱く推移しています。


ドル円についての中期分析。続き...D」でD番の底値 104.95 を付け、今回の円高相場は終わったと読んでいただけに、多少慌てています。(本日ロンドンタイム。。。来週以降 心配)


週足の超長期(2007年10月記事)で見ると、上記D番の底値(今となっては違いますが)はD番ではなく、当時の日柄予測通りやはり3月、101円のD番に向けて下落トレンド継続中ともとれます。


  
(右図は2007年10月25日にアップしたチャートに日柄を挿入したもの)



前回安値 104.95 を割ってきただけに、下落トレンド継続中とみると、
下図のように下降パターンの計算で、


http://www.geocities.jp/site_click/tecnical.htmlより

  E:95.26
  N:98.89
  V:101.32
 NT:102.52

となります。

前回(A→B→C)はN計算でおおよそ合いますが、
今回は戻しの高値 108.58 が小さい(低い)ため、どれも似通った数字となっています。


フィボナッチリトレースメントでみると、



前回高値 108.58 は、104.95 からのジャスト38.2%戻しであり、
ここから今回下落の底値を推測すると、

 38.2%:101.25
  50%:100.11
 61.8%:98.96

となります。 取り急ぎご連絡まで...

2008.02.29 10:00


P.S.
mixi「FXリアルタイムチャット」の書き込みで思い出しました。
このブログの最初の記事8・17同時株安の1週間前、それを警告するかのような”あるサイン”がキッカケとなったことを...
その後の大きな下落前にも度々出現してます。ということで皆さん、見つけたら連絡くださいネ!(2008.03.01)


P.P.S.
自然に止まるレベルはやはり100円割れやとは思いますが、その前に今週は”力技”があるかもしれませんね。(2008.03.02)


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一安心の雰囲気・・・USD/ZAR:ダブルトップ完成済、ZAR/JPY:ネックラインの攻防

昨日は皆さん注目の指標、「南ア1月消費者物価指数」(CPIX、前年比)が発表されました。
結果は +8.8% で、市場予想の+8.4%より強い結果(ランド円レートにとってはマイナス材料?)となりました。



上図は、2006年8月からの消費者物価指数と政策金利との関係を、南ア準備銀行(SARB:http://www.reservebank.co.za/が設定するインフレターゲットと共に示しました。

W2Cブログではかなり前から警鐘を鳴らしてはきましたが、
図からもわかりますように、とりあえず「急角度での上昇」がいったん収束し落ち着いてきたように見えます。(赤丸で囲った部分)

テクニカルでは、
南アフリカ・ランド(ZAR)円は現在14.27円まで上昇し、2008.02.21記事で書きましたレジスタンスゾーンに差し掛かってきました。(下図左)

  

上図右はUSD/ZARの日足チャートですが、こちらはすでに達成感と共にダブルトップ完成済みで、下落(ランド上昇)のサインとして機能しそうな雰囲気です。

2008.02.28 13:30

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タグ:USD/ZAR ZAR/JPY

昨年末を起点とした今回の円高相場について...A

前回、2008.02.12からのつづき



現在豪ドル/円(AUD/JPY)が100円到達後少し頭を抑えられているのは、
上図からもわかりますように、重要なチャートポイント(今回の円高の起点となったレート)に差し掛かっていることが上げられます。
図のように、その他通貨ペアとの比較でその強さは明確であり、現在のユーロ円主導?のクロス円の上昇が継続するのであれば、利食いポイントはもっと上にあり、結構ひっぱれると思います。


ユーロ/円は相変わらず堅調、次にカナダと続きます。
ランド円は、暴落から落ち着きを取り戻しつつあるように見えますが、重要なポイントを抜けてダブルボトムを形成するまで目が離せません。
が、余裕のある方は、13円台の押し目を狙う戦略もありですね。

2008.02.27 11:00

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そっくりです...EUR/JPY天井の”値と日”



上図はEUR/JPY日足チャートです。

日柄やフォーメーションでローソク足を見ると、天底の時期がある程度わかったりもしますが、
これはそういったレベルではありません。

紫点線で囲った2つの点線部。
気付いている方も多いと思いますが、(昔算数で習った) 相似 です(笑)。


1月の円高の形状を見て「もしや」とは思って注目しておりましたが、
ここまで似ていると逆に気持ち悪いぐらいです。

詳しく書きますと...
 ・7月からの円高への形状と今回年末からの円高形状。。。
 ・その後のもみ合いレンジ相場への移行と、期間。。。
 ・一目均衡表、雲を上抜け強気転換したところですが、その雲の形状と抜け方が同じ。。。赤丸部分
 ・さらに先行スパン1が下で先行2が上なところまでも。。。
 ・ADXが25以下に位置し、これからのトレンドを形成しそうな。。。
 ・MACDの形状と値まで。。。

日柄を数えると15営業日ぐらいで、天井は3/14(金)、3/17(月),18(火)あたり。
値は、大きさが70%ほどシュリンクされていることから、計算値:165.3 が出てきました。

さてどうなりますやら。。。

2008.02.26 19:30

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ドルカナダで見たカナダドルの今後の行方



上図はUSD/CADの30分足チャートです。

カナダドルについて週末金曜日、「カナダに悩まされています...」と書き、思った通り「22:30小売売上高」発表前から売られ始め、数値も予測より悪かったことからさらにUSD/CADは上昇(カナダ円下落)していきました。

この時点で「決済のタイミングを逃した」(しもたぁ@大阪弁)と思いましたが...

その後ラッキーなことに、
上図30分足チャートからもわかりますように強いレジスタンスに跳ね返される形で週末をのり切ってしまいました。



これにより少し考えが変わりました。
下図はUSD/CADの週足チャート(左)と日足チャート(右)です。

  


週足チャートを見ると現在大きな三角保合が確認できます。
状態は今にもブレイクしそうな感じで、教科書通りであれば、上記もあり下抜けと予想されます。


 ・三角保合は図中ADXでも確認でき、
 ・(下方?)ブレイク時期は3月中、
 ・その場合のとりあえずの目標値は前回安値の 0.9056
 ・そこまで到達すれば、スピードにもよりますが一旦調整されると思われます。
 ・が、その後はここ数年続く「CAD買いUSD売り」の流れと、
 ・手前三角保合で蓄積したエネルギーにより、
 ・次の目標値 0.8前半 が視野入りしてくるものと思われます。



日足チャートからも同様に、上値の重さと下方トレンドへの回帰が予想できます。


 ・先行スパン1(雲の上限)でかろうじて支持はされてはいますが、
 ・3月の2週目と3週目には先行スパン1,2が重なる(雲薄)現象となり、
 ・転換 or 加速 がおきやすい状況が出来あがります。
 ・MA200日線もサポートとして働くと予想されます。


原油相場との相関も失われつつある・・・ とはいえ、相関がなくなるとは考えにくく、
今にも増して行き場を失った投機マネーがさらに流入することにでもなれば、
NY原油先物の88-100ドルレンジが上方ブレイク、以前からの予測値120ドルも見えてきます。
そのときドル円が110円と仮定すると、カナダ円135円も見えてきます。(=昨年夏前のドル円の目標値?)


以上、多少のファンタジー(笑)は入っているようにも思いますが、
9/20パリティー(=1.0000)を割れの後も、比較的予測(2007.09.21)通りの素直な動きを見せたカナダドルだけに、戦略的には結構期待出来るかもしれません。

2008.02.25 11:30

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★保有ポジ★20080224


___________________________________________________________
20080103- ■ZAR/JPY 15.88 L
20080103- ■CAD/JPY 108.88 L
20080111- ■CAD/JPY 106.88 L
20080116- ■AUD/JPY 93.51 L
20080116- ■ZAR/JPY 15.31 L
20080121- ■CAD/JPY 102.88 L
20080121- ■ZAR/JPY 14.88 L
___________________________________________________________


詳細

含み損がかなり大きくなっています。
皆さんの「祈り」が通じそうな予感はあるのですが...

まず、南アフリカに感しては、南アランド暴落の本当の理由!?...で書いた通りです。
オージーに関しましては、日足で売りサイン(決済サイン)も点灯しそうですが、大きな上昇トレンド転換と見てこのままもう少しホールドしたいと思います。2008.01.232008.01.24
カナダは未だ思案中。2008.02.22
これからクロス円の動きがバラツいてくるのかも。。。

2008.02.24 17:30

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三沢誠のデイトレ日記

misawa_book_02.jpg専門用語をできるだけ使わずに、簡単なレポートにしてお知らせ
http://www.saza-investment.com/blog/misawa/

「為替の教科書」もおすすめです。

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カナダに悩まされています...

本日の重要指標は「22:30 カナダ 小売売上高」のみ。
内容次第では大きく売られる可能性も秘めていそうです。


3月4日発表となるカナダ政策金利(4.00%→?)にもそろそろ目が向けられそうな感じで、
以前報告した原油との相関関係も失われつつある中、金利引き下げともなれば、またカナダの支援材料が失われるということになります。

以前、カナダ円についての中期テクニカル分析(2008.01.29)として報告した当時の予測よりも伸びがかなり小さかったことが誤算でした。



テクニカルで見ても、週足で長期間のチャートを見るとわかりますが、ヘッドアンドショルダーに見えなくもなく、
上図チャート上、ボリンジャーバンドでみると、1/23のボラティリティ(ここでは仮に±3σの差とする)は 2681p (122.10−95.21円)と非常に大きな値となっていることに対して、本日のそれは392pと1/6以下となっている。
 =エネルギーの蓄積状態

過去振り返ると、こういう状況の次にくるのはエクスパンション(急上昇 or 急降下)であり、平均購入レート 106.21 で保有中の我々としては判断を迫られている状況です。
 → スワップ用ポジション履歴に記載してます。

この数日、カナダに悩まされています。

2008.02.22 17:00

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南アランド暴落の本当の理由!?...

昨晩も南アランドがド派手に売られました。



上図、USD/ZAR(ドルランド or ドルザル)の1時間足チャートからもその様子がみてとれます。


先週から徐々に下値をさぐりながら切り下げてきました(ランド上昇)が、
今週に入って7.54あたりに位置する壁(中期トレンドではサポート)に再三阻まれ、昨晩いっきに逆方向 7.9220まで上値を伸ばしました。

これにより2月8日の7.8675を上抜いて今年の高値を更新、
一昨年(2006年10月)の高値 7.9723 とほぼ並ぶところまで値を伸ばし 8.0000 を伺う動きになってしまいました。(泣)

今回の南アランドの暴落理由一つ目として、この投機筋ストップハンティングの動きを挙げておきます。



上図USD/ZAR週足チャート(2003年〜)でみても、長期的には 6.0000 - 7.0000 - 8.0000 のレンジともとれ、現在がレンジの上限に位置し、スワップポイント(金利差:8.00% = 11.00% - 3.00%、ZAR/JPYは10.50%)を考えると、南アランド絶好の買い場であることがわかります。



振り返ると最近の南アランドに関していろいろ書いてきましたが...

 → 「ZAR円の下落が止まりました!? とりあえずMA21日が・・・」2008.02.17
 → 「昨年末を起点とした今回の円高相場について」2008.02.12
 → 「南アランド円Lスワップ派の方々へ・・・心を折らないで下さいm(_ _)m」2008.02.08
 → 「緊急レポート「南アランド円下落理由について」(こじつけ!?)」2008.02.06



もうひとつの理由は、
「高レバ+南アランドロング」の方々のロスカット(損切り含む)です。

例えば、
昨年ポジションを構築した平均的な投資家の購入レートを16.7と仮定すると、
 ・x10(10倍のレバレッジの意)をかけたポジションは、15.2のサポートをブレイクしたときにロスカット(破産)となってしまいます。

同様に
 ・x7なら、14.7のチャートポイントを、
 ・x5なら14円を割れて13.9で...
となります。

昨年末に14円割れを予測していた投資家が皆無であったことから考えても、
今回の下げ足の速さは皆さんの強制ロスカットの連鎖が原因と考えます。

以前にも書きましたが、南アのショートポジションを長期保有するというのは考えにくく、
上記「投機筋のストップハンティング」+「スワップ派といいながら高レバホールドの方々のロスカット連鎖」であれば、下げ足が異常に速いことも説明がつきます。


W2Cの南アランド円(ZAR/JPY)に関するレバレッジ管理は、これに基づいて設定しています。
 ・ランドがもともとボラティリティが高い通貨であることを知らず、
 ・スワップ派(=ストップ設定なし)といいながら、安易なレバレッジ設定
をすると、今回のように取り返しのつかないことになります。


考えてみれば単純な理由であり、わかってしまえば恐れる必要は全くありません。
南アの現在の財務状況や将来性等を鑑みても同じことが言えますね。



長文になりましたが、最後
ついでに短期ストラテジーとして、ランド円の日足チャートを見ると、



本日より13.49を割ることなくこのまま上昇してくれると、14.27-14.37のレジスタンスゾーン(3月第一週あたり?)にぶつかり、これをすんなり抜けることが出来れば「ダブルボトム」の上昇トレンド転換の比較的強めのサインになります。よろしければ一緒に祈ってください(笑)


2008.02.21 12:00

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NY原油先物(CLc1)とCADとの相関性って微妙!?

19日原油先物が大幅に上昇。4日続伸。
1月前半以来となる100ドル台を突破し、一時100.10ドル台と史上最高値を更新した。
OPECの減産観測を主として、米テキサス州の石油精製所の爆発事故、ベネズエラやナイジェリアなど原油産出国からの供給懸念も材料視され急速に値を伸ばした模様。

GOLD929.80
[△23.70]
OIL100.01
[△4.51]


過去振り返ると、
NY原油先物は、2007年1月18日 の1バレル49.9ドルの安値を起点として高騰。
投機マネーの影響もあり、これまでほぼ一方的に右肩上がり。


カナダドルはよくNY原油先物との相関を指摘されてきたため、
上記を基点としてNY原油とカナダドルを比較した。

下図左は、NY原油先物(CLc1)とCAD/JPYの比較チャート、
下図右は、NY原油先物(CLc1)とCAD/USD(ドルカナダの逆)の比較チャート。
昨年8月を境にそれが失われてきたようにも見えなくもない。

 

カナダドルの支援材料であるこの相関性が失われると、マイナス材料であるカナダ政策金利の引き下げや、米経済失速の影響がクローズアップされることが予想されるため、今後の動向には注意が必要かもしれない。 カナダ円テクニカル分析に関しては、過去記事 をご参照ください。


P.S.
原油価格で20〜30ドル前後が損益分岐点といわれるオイルサンド
精製に対する費用がのるのがその理由。

2008.02.20 15:00

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豪ドル円のチャートポイントについて

本日RBA議事録(2月分)が公表され、「0.50%利上げが検討」(2月6日:6.75%→7.00%へ利上げ)されていたことなどから、
次回会合(3月5日)での利上げが濃厚となり豪ドルが続伸している。

W2Cとしてのティピカルポジ:AUD/JPY、93.51、50万保有中 → 以下豪ドル円について



上図はAUD/JPY日足チャート。
 ・現在99円台前半と以前からアナウンスしていた目標値である100円に近づきつつあるが、
 ・手前には、MA200日線(99.7)と、先行スパン2(雲の上限:99.9)が大きなレジスタンスとして控えており、
 ・また、100円は心理的にも大きな節目となる。
 ・ちなみに100円は、1997年4月の高値であり、これも大きなレジスタンスであることはいうまでもない。
 ・ただし、ADXもノントレンド状態からアップトレンドを形成するかのようなサインを示しており、
 ・前記レジスタンス等を超えてくると、前回(7/20)と前々回(11/1)の高値、107.7が見えてくる。




上図のAUD/JPY週足チャートでみても、
 ・現在はMA52週線(≒MA200日線)付近に位置し、
 ・2006年後半から2007年8月まで続いたボリンジャーバンド(52週)+2σのバンドウォークをイレギュラーな上昇相場とすると、
 ・大きくは、図中緑線で示した比較的緩やかなアップトレンドラインに回帰するものと思われる。
 ・ついでに、ボリンジャーは異常なボラティリティの大きさと、±2σでの反転も同時に示している。

 ※参考となる利食いポイントについては、いつも通りMLにてアナウンスします。

2008.02.19 16:00

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ZAR円の下落が止まりました!? とりあえずMA21日がレジスタンスか?・・・



現状分析をいつものようにテクニカルで言うと
 ・ストキャス上昇中、
 ・MA200日線からの乖離率は -13.8% と、2/8の -16.8% を底に回復中
 ・ADXはレンジに移行となりそうで、
 ・MACDはGCから3日目
 ・現在、MA21日線が14.35に位置しており、
これが第1のレジスタンスとなります。

逆に、
 ・第1のサポートは、MA5日線:14.00
 ・第2のサポートは、2/7の安値:13.49
となります。

2008.02.17 17:30

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売買ルール作成前準備(考え方)

・マーケットは多様な考え方を持った人たちの集合体。従って常に合理的ではない。

・リスク&リワード(損失と利益)のバランスが全てに優先する。

・テクニカル分析のみでもマーケット予測は可能である。

・チャート(レート)にはタイムラグが存在する。大きな変動要因の消化期間は24h。

・最終的にはチャートに全てが織り込まれる。

・トレンドはある程度継続性がある。

・レートの確率的移動範囲はある程度限定される。

・ポピュラーなテクニカル指標であればあるほど確度が高い。

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今回相場(最終サイクル?)のまとめ!?

今回年末からの円高相場を、テクニカルのみで振り返ります。
今後の上昇に障害(抵抗、レジスタンス)となるチャートポイントを抜けると、
昨年夏以来続く円高の最終局面となるかもしれません。


まず【振り返り】

@ 12月26-27日に AUD,CAD,EUR,NZD/JPY で同時に一目均衡表「雲のねじれ」を観測。薄い相場と上記から、円高転換する可能性を警告。 → 2007.12.26 記事

A 1月2日ポンド円がネックラインを割り込み、他クロス円の下落を加速させる。ドル円については雲の下限(先行スパン1)を下抜け再び弱気地合へ。 → 2008.01.02 記事

B 底値圏での上ヒゲサイン?点灯。手前2回の結果を踏襲し次週足の大陰線を予告。あっさり108円を割り込む。 → 2008.01.09 記事

C 各テクニカル指標の反転サイン点灯により、今回円高相場の底をアナウンス。クロス円代表でZAR/JPYチャートを用いたが、このペアだけは底とはならず。 → 2008.01.23 記事

D 鉄板サイン?MACDダイバージェンスも点灯で確信!同時に前回同様もみ合いも予測。 → 2008.01.24 記事



次に【現状】ですが、



・ ボリンジャーは最近のもみ合いにより、これ以上ないぐらいにボラ縮小を示唆。
・ ストキャスは珍しくゆっくり上昇。。。この後上に張り付いて欲しいが...
・ MACDのダイバージェンスは一応ワークした。
・ MA200日線からの乖離率(図真ん中)は-6.50%と一時期よりもかなり縮小傾向にあるが、MA200が115.35とかなり上に位置している。
・ ADXはこれからの上昇トレンドの予告前段階?
・ D番の安値(Bから一応切下がり)は決定?今後の動き次第ではずれることも。



【今後の展望】

・ 一昨日晩に108円を抜けてきたのでとりあえず上昇と見るが、
・ 本日107.19を下抜けたら、今回のは「だまし」と判断せざるをえない。
・ 上昇するなら、次のポイントは 「MA75日線と雲の下限が交差するところ」か?
・ これを抜けると、最後の難関、「図中赤太線で示した昨年夏から継続する(ダウン)トレンドライン」。ここを上抜けることができれば、やっとこさアップトレンドへと切り替わる(D番が今年の大底?)が、跳ね返されるとE番が与えられ、F番の安値(101.5)への下落も十分ありうる。


2008.02.15 12:00

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ドル円についての中期分析。続き...E

ドル円についての中期分析...Dの続きです。

昨夜は「米小売売上高が増加」、これを好感して「ダウが上昇」、また「BOEインフレレポートから英利下げ観測が後退」したこと等も影響し、クロス円が上昇、
USD/JPYについては 1ヶ月ぶりに108円 ちょうど付近にあったレジスタンスを上抜けました。





米経済のリセッション懸念が、昨晩の結果とダウの動きからみて「若干和らいだ」ようにみえます。
これは、ドル円の上昇よりもクロス円の上昇が目立っていたことからも見て取れ、市場が再びリスク選好の動きに切り替わりつつあるのかもしれません。(米国緊急利下げ効果が現れだしたか??)


テクニカル的には、2008.01.03 記事内チャートに示したD番の底値(予想より少し強めで104.95でした)が決定し、
これからは、まず急降下中のMA75日線、次にA番とC番を結んだトレンドラインを目指し、いったん上昇していくものと思われます。
最低でも 8/17安値の111.57 あたりまではいって欲しいものですね...

_________
  NY-CLOSE
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
USD J 108.31 △100
EUR J 157.85 △139
GBP J 212.64 △235
AUD J 97.06 △ 14
CAD J 108.62 △154
NZD J 84.85 △ 3
ZAR J 13.97 △ 11
EUR U 1.4570 ▼ 11
_________

2008.02.14 10:00

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NZD/JPYのキレイ(奇妙)な三角保合

かなり以前になりますが、2007.10.19 嫌ぁな発見 をして以来、W2CとしてNZD/JPY+キウィがらみのポジション構築を見送ってまいりました。
最近コメントを求められることが増えてきましたので久しぶりに見てみると...





三角保合を何度も下方ブレイクしながら、8/17安値を割るまでは至らずに踏みとどまり、
新たな三角保合を形成するという、とり方によってはクロス円の底堅さともとれ、
その他クロス円に対する先行指標としての使い道もあるのかも...と考えています。


上図は少し長いスパンで振り返りました。

2006年5月15日につけた67.77を底値として2007年7月24日の97.73をつけるまで図中緑線で引いた上昇相場を形成、
2007年8月17日の74.22をつけるまで底堅い円安ニュージーランドドル高を長期に渡り継続しました。

これにより(特に日本人)投資家は「外貨さえ買っておけば(円さえ売っておけば)儲かる」という安易な投資手法を植えつけられました。
皆さん痛い目にあわされたことは記憶に新しいと思います。(泣)


その後は、2007.10.19 記事でも書きましたように、短期間の大きな変動後の典型的なパターン、三角保合を形成しました。(2350pの奇妙な一致に関しては、もう少しだけ有効かと...)


図中、第1の三角保合は、2007年11月9日の円高で下方ブレイク。
「5月15日安値67.77まで真っ逆さまか?」と思わせましたが、80円を割り込むこともなく上昇。
その後第2の三角保合へと移行し、本年1月16日またまた下方ブレイク。
前回と異なり今度はあっさり80円を割り込み78円前半まで下落を見たが、1月22日を底値として現在に至ります。


教科書通りであれば「三角保合をブレイクした時のエネルギー」は通常こんなモンではなく、
これは円高へのエネルギーが残り少ない(昨年夏以来半年以上継続中)ともとれるかもしれません。


第3(最後?)の三角保合ブレイクは4月中旬以降?で、向きは上?と予想しておりますが、果たして...

2008.02.13 16:00

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昨年末を起点とした今回の円高相場について



上図は、2007年12月27日を起点とした今回の円高大相場を見やすく比較する為に、
起点日高値からの変動率(1h足4本値Ave.)を本日までプロットしたものです。

8月17日を起点とした同比較データは、2008.01.21 記事をご参照ください。


一目瞭然、1/25を境に南アランド円の下落が際立っています。
(戻りは豪ドル円がNo.1、ランド以外よく似た形状)

具体的な数値として起点日高値からの最高変動率を列記すると、
 豪ドル円:-11.1%
 ユーロ円: -9.0%
 米ドル円: -8.6% ←※これまでの下落が大きいから!?
 ポンド円:-11.1%
 カナダ円:-14.0%
 ランド円:-23.4%
となります。
 

1月23日の大底については、一応以前の記事、
今回円高大相場はとりあえず終焉?!
と、
今回円高大相場はとりあえず終焉?!A
にてアナウンスしました通りの動きとなっていることも見て取れますが、
南アランドについての各通貨に対する下落は、当方も想定外の動きです。

下落理由については、
2008.02.06 記事

精神論は、
2008.02.08 記事

にコメントしましたが、多少の不安が残ります。
ここまで立て続けに安値を割ってくると、「11円台説」の噂もチラホラ。。。いつものように後付の悲観論者達は「10円割れ」などを唱えだしますが...


長期MA線からの乖離も激しく、ここからの下落は限定的と考えます。
今週安値が先週安値13.49を切ってこなければ、かなり安心感も増すものと思われます。
日足のMACDもゴールデンクロス間近に見えますので、余力のある人は、お宝ポジションをご検討ください。

2008.02.12 15:00

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ランド円の下落が止まりませんが・・・

本日は特にコメントもありません。G7の声明文も...

一応今週の投資戦略は、ドルの買い戻し → クロス円の反発に大期待。
ランド円の下落が止まりませんが、長引いても来週末までやと思いますが・・・

明日クロス円の比較チャートアップします。

2008.02.11 22:00

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【欧米】ヘッジファンドに関するレポートを頂きました。注意が必要かと...2/2

ヘッジファンドに関するレポートを頂きました。注意が必要かと...1/2」の続き

欧米の大手金融機関は、ヘッジファンド関連のビジネスにドップリと手を染めています。ヘッジファンドが保有する証券を担保に短期の与信をし、証券の執行や代行を行うばかりでなく、投資案件を見つけ出してはファンドと二人三脚を組んできました。このプライマリーブローカーと呼ばれる関連業務も、米欧金融機関の収益源でした。


2月の「週刊エコノミスト」にヘッジファンドの詳細な分析が載っています。CDO絡みでヘッジファンドが抱えている損失は『8600億ドル(90兆円)』です。欧米の金融機関はこのヘッジファンドに数千億ドル単位で資金を融資していますから、8600億ドルの損失はかなりの確率で欧米の大手金融機関に跳ね返ります。


この損失の表面化はいつでしょうか?
ローン形式ですから、金融機関はヘッジファンドの破綻時までは時価評価しなくてもよいという事情がひとつあります。ヘッジファンドの純資産価値そのものが、恣意的に隠されていると考えられます。日本で起きた不良債権隠し、飛ばしと同じ性格でしょう。


これが、表面化するのは、隠し通せなくなった時ですが、45日前解約申告により、その最初の試練が2月15日にやってきます。流動性のある株式は売れても、CDOは市場が蒸発していますから、売れません。しかし、解約ですから額面100%で評価し、資産内容をごまかし続けてきた5割保有のCDOを売ることになり、金融市場にトリガーが引かれます。


本レポートは、mixi-W2Cコミュニティ内リアルタイム FXチャットでおなじみのゆきちゃん様より頂きました。。。

2008.02.10 0:00

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タグ:CDO ABS SIV ABCP CDS

【欧米】ヘッジファンドに関するレポートを頂きました。注意が必要かと...1/2

サブプライム問題の巨額な損失処理が欧米金融機関で進んでいます。
が、今後も格付け引き下げのスピードアップによりCDO等処理に巨額の損失をもたらすものと思われます。(損失額は1−3月期分が4月以降に)


シティやメリルは大量保有するメザニンABS、CDOを60〜70%で評価しており、12月にJPモルガンが流通価格は30%前後とする評価行為を正しい行いだとするなら、ここ2ヶ月で加速した評価減に、現在は10−20%(額面1ドル→10セントと評価)が正当であり、 すでに「債務超過」で体力を喪失しています。


さらにCDO等価値の下落に加え、金融機関が担保を持たず「防衛策のない」ホームエクイティローン 90兆円 の延滞が起こっています。
そうなれば全て金融機関の損失となってしまいます。
2007年9月までで約2兆円 + 2008年3月までの半年で5〜10兆円の損失規模、そして今後数十兆円規模に拡大し、それが全て金融機関の損失と化します。


加えて、欧米金融機関は関連SIV(投資ビークル=80兆円規模)の処理に取り掛かろうとしています。
ABCPは落ち着きを取り戻していますが、SIVの購入したCDOは流通していませんし、AAA格付けは少なく、低格付けCDO保有の90%(70兆円前後)は損失と化すでしょう。


次には、これまた低格付けCDOに投資していたヘッジファンド(200兆円)の処理が待っています。ヘッジファンドがレバレッジを効かせるために借り入れるのがプライムブローカーであり、そのほとんどが欧米金融機関です。


こうした問題が米国のリセッションを誘発し、景気後退の長期化に企業の倒産懸念が高まります。
そうすると今度は45兆ドル(4800兆円)規模のCDS(Credit default swap)危機が発生しかねません。
この危機を避けるため、FRBもECBも、90年代の日本のように債務超過の大手金融機関への公的資金の注入となります。


日本株については、海外株式に先行して売られています。
ヘッジファンドは2007年、日本株を70億ドル(7500億円)売っており、2005年後半からの日本株急騰以前に買っていた海外勢はもう持っていません。
ここから売られるのは、2007年にヘッジファンドが170億ドル(1.8兆円)の資金を注ぎこんだアジア市場です。

ヘッジファンドに関するレポートを頂きました。注意が必要かと...2/2」に続く

2008.02.09 22:00

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タグ:CDO ABS SIV ABCP CDS

南アランド円Lスワップ派の方々へ・・・心を折らないで下さいm(_ _)m



■ 背景
思い出してください。ランド円年末12/27の高値は 16.69円 でした。
2007.12.26 記事で転換日と加速の注意を促しましたが、結果「転換日」となり、次の日よりこれまで続くような円高となっています。

今頃になって円高の理由を さもその当時からわかっていたかのようにのたまう 方々を見かけますが...
当時は多くの方が円安に回帰すると予想していた? ましてや転換日を促すようなコメントは少なかったと記憶しています。


■ 内容
今年になって久々のW2C長期ポジを構築しましたが、理由について再確認します。
 ★スワップ用ポジション履歴 参照
 ★スイングでは2007.11.27 とりあえずの底も的中させてきましたが...
 ★13円台まで待てなかった言い訳ととってください。(笑)


まず第一弾、15.88円Lですが、
昨年9月以降、15円台の希少価値から16円を切ったときに引っかかる指値として設定しました。
15.31円Lと14.88円Lは、それぞれ11月27日と8月17日の底値+スプレッドで、14.88はさすがに「付かへんやろなぁ」って考えていましたが、もしつけば(今となっては余裕ですが(泣))平均購入レートが15.3で「夢の数字、勝ったな!」と。

世界中の投資家の平均購入レートを仮にMA200日と仮定すると、16.5円辺りとなります。
長期のチャートからもわかりますように実際はもっと上でしょう。。。

そう考えると前記平均購入レート15.3はかなりいい数字となり、手前でスクエア(ノーポジ)戦略をとっていなければ出せなかった数字です。(=スクエア戦略だからこそアベレージ15.3を実現できたのです。)


振り返って、仮に○○円で反転していたら...  「あの時買ってれば。。。」ってことになりますので。
そのときの上昇確率と下落確率(言い換えれば上昇余地と下落余地)を考えると皆さん完全に上だったと思います。
終わった相場を見て大底と天井の理由をつけるのは簡単なことです。(後付といいます)


また、買い下がり戦略をとったのは、今までのクロス円ロング → 金利差からくるチャート形状を見ればそれが常套手段であると考えていたからです。
これまで円高は常にヒゲでしたので。。。
つい先日まで私「2004年2月以降の14円台は合計7時間」というのをプレゼンで使ってましたから。(笑)


かなり前の記事ですが、こちら をご覧ください。
レバレッジをかけることによるリスクを正しく理解し、各通貨ペアにおけるレバを計算する為のものです。
ランド円のみ突出してボラティリティが高く、ここから現在の縛り、レバレッジ3倍が導かれました。
円高局面が2年目に突入した場合でも、1年目のスワップでなんとか...って感じです。
以上、1ヶ月前のストラテジーは間違いではなかったと今でも信じています。


■ 今後
で、ここからの動きですが。。。
とりあえず耐えましょう!南アランド債でも購入したつもりで!!

同じ話になりますが、13円台からの「上昇確率と下落確率」「上昇余地と下落余地」を冷静に分析してください。数字は出ませんが答えは簡単だと思います。。。

これまでとここからの下落は、「ランドなのにレバをかけすぎた人」と「心が折れた人の負け」が原因です。最初のキッカケは中国等ビッグ(ビックリ?)プレーヤーが資金を引き上げたこと等もあるかもしれませんが。。。

とにかくランドショートはきつく、大きなプラススワップが毎日あることを忘れないでください。


気をしっかり持ってください。皆さんの心が折れたらさらに下がってしまいますので。(爆)
他の投資と為替は違います。

2008.02.08 0:00



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BOE&ECB政策金利

本日欧州時間には注目のBOE、ECB政策金利が予定されています。
21:00 (英) BOE政策金利発表
21:45 (ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表

BOEは0.25%の利下げ、ECBについては据え置きが見込まれているようです。
ポンド&ユーロは最近弱含みですが、円高もかなり長引いてきましたので、内容次第では本日を境にここ最近の上値の重さが切り替わる展開も予想されますので個人的には期待してます。

ついでに、サブプライム関連の 24:00 (米) 12月中古住宅販売保留 もあります。

本日深夜に、昨日の南アランド についての追記がありますので是非ご一読ください。
長文ですが皆様の投資行動への考え方について参考になりましたら幸いです。

2008.02.07 18:00



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緊急レポート「南アランド円下落理由について」(こじつけ!?)

昨夜はISM非製造業景況指数の大幅な落ち込み(50を割り込んだのは2003年3月(46.3)以来)がキッカケとなりドル円・クロス円が下落しました。

中でもW2Cの主要投資通貨ペア『南アランド円(ZAR/JPY)』は、もちろん円高の影響もありますが、その他クロス円の下落率に比べても大きく下落しています。

不安を完全に取り除くには南アランドの上昇しかありませんが、当方考えうる南ア下落の原因を「こじつけ」てみましたのでご査収ください。 ※現段階での長期的なスタンスに変更はありません。


■ テクニカル要因)
@ ドルザル(USD/ZAR)がチャートポイントをブレイク


上図のように、昨年8月以来となるチャートポイントを上方ブレイク(=ランド下落)しています。
関係としては、USD/JPY↓+USD/ZAR↑=ZAR/JPY↓↓ という状態です。
次のチャートポイント 8.0000 まで狙われる可能性が出てきました。(長期的には逆の予測ですが...)
ついでにZAR/JPYのサポートも昨夜下方ブレイクしました。

A ユーロとの相関
以前より相関性のあったユーロの下落に連動しての下落も一因です。



■ ファンダメンタルズ要因)
B 以前からの懸念事項、インフレ
これは、【南ア】金利の上昇こそ、今後の懸念材料!?【南ア】ファンダメンタルズまとめ をご参照ください。ファンダ要因では最も怖い材料です。

C 金下落、資源国通貨(一時的な?)売り
 

NY金先物相場(左チャート)が昨夜大幅続落しました。
NY原油先物相場(右チャート)も反落しており、資源国通貨(AUD、CAD)の売りにも引っ張られた形です。

D 中国寒波による電力不足

E 世界的な新車販売台数の下落
で、自動車生産輸出国として台頭してきた南アフリカにとってはマイナス要因
次回南アのGDPに注目です。

F 世界的な株価下落などでリスク許容度が低下
新興国(当然南アも含む)への投資比率を引き下げる傾向、新興国離れにも大きく影響を受けています。

G 南アフリカの治安
は世界最悪とも。。。これについては以前の記事、【南ア】南アフリカの治安 をご参照ください。

H 政局不安
与党党首(次期大統領)の交代や、野党の不信任動議を提出など。



■ 考察
@について
2006年19.7→14.7、500p下落のその後の動きは、17.8までの回復とレンジ相場への移行となりました。
今回もすでに400pの下落を見せており、今後上昇のためにこなさなければならないチャートポイントが多いことから、18円レンジブレイクには相当のエネルギーが必要です。
ただし、そのエネルギーを蓄えるため(下で買わせて厚みを増すため)の今回の下振りと見れば、今後の上昇傾斜角も楽しみなものになります。

Aについて
2月末までは我慢かも...欧州の金融機関決算発表

Bについて
これは根が深そうです。

Cについて
今だけです...

Dについて
寒波が終わるまでです(笑)

Eについて
先進国についてはそうですが、これからの国々では成長も見込めますので長い目で見れば...

Fについて
そのうち元に戻ります...

Gについて
時間がかかりそうです...

Hについて
そのうち慣れます...


以上、以前は無かった様々な下落理由をこじつけてみました。
総合的に経済成長の鈍化も言われだしており、まとめてみますと「これだけ長短悪材料が重なれば仕方ないか」ぐらいには思えてきます。こんな時こそ冷静に「日本の将来vs南アの将来」を比較してみましょう。今がどれだけおいしい時期か近いうちには...

2008.02.06 10:30



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ドル円クロス円 戻りの強弱



上のチャートは、USD/JPY、CAD/JPY、AUD/JPY、ZAR/JPYの日足チャートを並べたもので、
ドル円クロス円の今回下落の基点となった 昨年末12月27日から1月23日の安値−高値で フィボナッチ・リトレースメント したものです。

左上:USD/JPY 右上:CAD/JPY
左下:AUD/JPY 右下:ZAR/JPY

・ドル円の戻しが、カナダ円、豪ドル円に比べ弱く見えます。
・ロングの方が多いので、ついでにランド円載せましたが論外ですネ。MA200日線までの戻りに期待しています。2008.01.23 記事参照ください。
・カナダ円は、とりあえずの戻り予測、2008.01.29 記事 あたりまできてくれれば...
・豪ドル円は、本日のRBAと(最近発表するようになってくれた)声明文次第です。


それぞれ微妙な差に見えなくもありませんが、フィボナッチ数「38.2%」、「61.8%」、半値戻しの「50%」を目安にすると多少強調されて見えますので、その通貨ペア毎今後の強弱がつかみ易いと思います。

2008.02.05 10:00



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★保有ポジ★20080204


___________________________________________________________
20080103- ■ZAR/JPY 15.88 L
20080103- ■CAD/JPY 108.88 L
20080111- ■CAD/JPY 106.88 L
20080116- ■AUD/JPY 93.51 L
20080116- ■ZAR/JPY 15.31 L
20080121- ■CAD/JPY 102.88 L
20080121- ■ZAR/JPY 14.88 L
___________________________________________________________


詳細

2008.02.04 22:30



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RBAが利上げ、BOEは利下げ、ECBは据え置き予想

明日からRBA・BOE・ECBの政策金利が発表されます。
予想ではRBAが利上げ、BOEは利下げ、ECBは据え置きとなっているようです。
今後の金融政策(利下げ観測のあるECB)、声明文に注目。

2/5(火)
(豪) RBAキャッシュターゲット 、12月小売売上高
(欧) 12月小売売上高
(※) メガチューズディ

2/6(水)
(加) 12月住宅建設許可

2/7 (木)
(英)BOE政策金利発表
(欧) 欧州中銀(ECB)金融政策発表
(米) 12月米中古住宅販売保留

2/8 (金)
(加) 1月失業率、雇用ネット変化

2/9 (土)
(※) 東京G7

2/他
(※) 欧州の金融機関決算発表

2008.02.04 22:30



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タグ:RBA BOE ECB

ランド円のロング&ショートポジション

年末から始まった円高の嵐は、2008.01.23 記事で申しましたように、1月22日、23日にほとんどのクロス円(ついでにドル円も(笑))でいったんの底となったように見えます。ホッ
このあたりでロングした方々はみなさん早くも利益がのっている状況です。



かなり前の記事になりますが、一応2008.01.03 記事で書きましたドル円の予測も今のところ近い動きとなっていると思います。ちなみに底が20営業日となりましたので、
ドル円に関しては(長期にわたるドル最弱の状況から見て)上昇トレンドに回帰するには2月後半ぐらいまでモまないと駄目なのかもしれません。
2月はユーロ圏が弱そうなので、これらにも引っ張られると思います。モんでる間にさらなる下落もあるのかも...


上図や2008.01.23 記事でもおわかりのように、クロス円代表としてZAR/JPYを選んだことは少し失敗でした...
ほとんどのクロス円と書いたのは、ランド円以外という意味です。(笑) 南アランド記事参照


ただし、当方ランド円に関しては、まったく悲観しておりません。
最近リスクリスクと、金利相場的な側面が多少薄れてきているとしても。。。
やはり基本お金は金利の高いところへ移動します。(もちろん他要因も多くありますが)
南アは新興国のためそう単純ではないことも承知しておりますが、自分ごとで考えると「南アランド売り、円買いのポジション」を長期ホールドする勇気はありません。(毎日のスワップが痛い〜 世界中共通です)



上図はポンド円とランド円の2002年からの月足チャートです。青点線は今回安値を基準に引いた水平線です。
スワップ・実需他を考慮せず、単純にロング&ショートポジのみで為替レートが決定すると仮定すると、ランド円は過去5年間のロングポジションの全利益が消滅してしまってます。(=ショートポジに最大の利益がのっている状況です。)つまり...


比較としてポンド円の月足チャートを見ると、青点線がセンター付近に位置しており、今の異常ともとれる下落も、こういった長期間のロング、ショートポジションでみると、その前の上昇のほうが異常ともいえます。ポンド円記事参照


ご質問等お気軽にお問い合わせください。
当クラブポジのエグジット(利食い or 損切り)指値はメーリングリストにて配信しますので参考になさってください。

2008.02.03 13:00



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その他トピックも宜しくお願い致します。
W2Cコミュニティ参加者の皆様、自己紹介お待ちいたしております。。



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【南ア】ファンダメンタルズまとめ

先ほどSARB政策金利は事前予想通り、政策金利を11.00%に据え置く事を決定。CPIやPPIが上振れしていることも黙殺?

電力不足と政局不安で、各国に対する南アランドの為替レートの下方リスクが増加しているという。

原因は、
・南アフリカで発生している電力不足により大規模な停電が発生。
 → 鉱山の操業停止にまで追い込まれている。

・南アフリカは世界有数の金生産国で、経済に深刻なダメージを与えそう。
 → 試算すると経済損失は一日約20億ランド(約300億円)。

・さらに、政局も不安定な情勢に。
 → 野党(独立民主党)が政府の不信任動議を提出予定。
   当然否決されるが、これを政局不安と捉えられれば通貨に対して下方リスク増加につながる。

ランドは2007年11月以降下落基調を続けており、昨年10月末の高値17.76円から約17%も下落。
これを裏付けるかのように、ランドインデックスも直近で2003年初頭のレベルまで下値を拡大させている。(ランドの下振れリスク拡大を示唆)
これらがランド下落に拍車を掛けることも考えられ、注意深く見守っていく必要性が増した。



消費者物価指数&政策金利の推移
出典:南ア準備銀行 (SARB:http://www.reservebank.co.za/



南ア推奨に関しては、高度経済成長(内需拡大)、外貨準備金増、レアメタル、高金利、インフラ(ワールドカップ開催)等。
詳細は以下をご参照ください。

■南ア プラス材料
 → 【南ア】エネルギー産業の未来 + IT産業の未来 = 南アフリカ 
 → 【南ア】R&Iカントリーリスク調査評点を大きく上げた南アフリカ 
 → 【南ア】かつては先進国もエマージング諸国 
 → 【南ア】為替市場から見たエマージング諸国 
 → 【南ア】第2四半期GDP減速も通年の強さに変わりなし 
 → 【南ア】南アフリカの通貨ランドについて 
 → 【南ア】資源と南アフリカ 
 → 【南ア】経済状況(3) 
 → 【南ア】経済状況(2) 
 → 【南ア】経済状況(1) 
 → 【南ア】全般 



南ア見送りに関しては、経常赤字(貿易赤字)、貧富格差大(犯罪増)、高インフレ等。
詳細は以下をご参照ください。

■南ア マイナス材料
 → 【南ア】本記事
 → 【南ア】南アフリカの治安
 → 【南ア】金利の上昇こそ、今後の懸念材料!?


2008.02.01 1:00



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