トレーダー(相場師)として一貫した成功を収めるために...1

為替相場の参加者は大きく2通りに分かれる。

一方は、為替差益(=キャピタルゲイン)を狙い短期間に売買を繰り返す者、もう一方は長期間投資することにより金利差による利益(=インカムゲイン)を狙う者である。

これらはよく『投機』と『投資』という短い言葉で使い分け、表現される。


これらが全くの別モノという前提で、よくいわれるのがリスク管理の違いである。

投機行動(トレード)はルールで、(スワップ)投資はレバレッジでリスク管理するというのが一般的、公知の事実である。
  ex.長期投資にはストップ注文を設定しないが、短期トレードには必須。
  ex.長期はテクニカル分析よりも、どちらかといえばファンダメンタルズに傾倒して戦略をたてるが、短期トレードには通用しないことが多い。


これらを踏まえ、標題の最終的な結論としては...
「一貫性は確率が機能して達成される」(出典:ゾーン — 相場心理学入門 )
ということらしい。

ひらたく言うと、つまり、ミクロレベルでみた投機行動のそれぞれには、確率的な優位性(集団的パターンを各種テクニカル分析ツールを使い発見すること)が必要であり、
マクロレベルで、その(恒常的な)可変要素が存在することを認めた上で、前記確率的優位性に信念を持って、十分な回数繰り返すこと。


まずテクニカル分析(相場心理学を含む)を使いこなせて、はじめて一回一回のトレードに勝利する確率を5%上昇させ、トレーダーとしてスタートラインにたてる。

そして次に来るのが、それらを信じて愚直に繰り返すこと。これがもっとも難しく、ここが相場に永く残れるか退場を余儀なくされるかの分かれ道となる(らしい)


トレーダー(相場師)として一貫した成功を収めるために...2へつづく


2008.05.31 12:00


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【日本】4月全国消費者物価指数について

本邦4月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)は前年比+0.9%となり、市場予想の+1.0%より弱い結果となりました。



いったん減少することは、(4月限定の)ガソリン減税効果で予想されていた範囲内の結果。
本当に恐ろしいのは、今後の貨幣価値の下落である。

実質金利がマイナスになって半年、
収入(給料や年金)の上昇が見込まれない状況で物価だけが上昇。
これは、これまで一所懸命貯蓄してきた人達(主に老人)にとっては厳しく、逆に借金をしているものにとっては有難い状況。(借金が減るという意味において)


借金といえば、この国の借金王は言わずと知れたこの国自身。

現国債(国の借金)残高は838兆円とも試算され、今も年々ものすごい勢いで膨らんでいる。(274兆円@1998年)


これまでは銀行や郵貯、生保が個人の預金を国債購入に充ててきたから、国はなんとか資金を調達できた。ところが、10年間で借金が2,5倍にもなると、このルートだけでは、国債をさばききれなくなる。
 ・先日100年ぶりに英国に営業にいくも、日本国債などよく勉強している海外の投資家達に売れるわけもなく、あっさりと断られたとのコト...
 ・一方で、市中に出回っている紙幣の総額は、91年32兆円から06年74兆円へと約2.5倍に。財政赤字だったこの期間に、日銀はインフレへの道を着々と整備したということ。


インフレになると助かるのは、実質、借金(国債)が減ることにだけでなく、国にとってプラスになることがもう一つ。
その昔、超円高時に、国は大量の円売り・ドル買いをし、(外貨準備として)ドル預金や米国債を持っている。

つまりインフレでお金(円)の価値が下がっていくこれからは、国にとって非常に有難い状況と言える。

【過去記事】
 2008.04.25
 政府の抱える債務残高

2008.05.30 13:00


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USD/ZAR(ドルザル)トレンド転換の大きなサイン!?

下図はUSD/ZARの日足チャート。



昨日の反落で、小さくは今月初旬の高値とツライチ、ダブルトップ形成。
大きくは、今年に入ってから続くアップトレンドの転換サインとなりうるヘッドアンドショルダー(三尊天井ともいう)を形成しそうな雰囲気。


すでに前回の高値(約5年振りの最高値)を超える勢いはなく、このサインが成立しない可能性は低い。
(ネックラインが水平線で、右肩がダブルトップとなるところなど、GBP/JPYのヘッドアンドショルダーに似ている?)


ネックライン(7.41)を割り込んだときのターゲットは6.57
これはZAR/JPY(南アランド/円)に換算すれば、16.74(円安継続でUSD/JPY:110円と仮定した場合)となり、昨年の平均レートにも合致する。

【過去記事】
 2008.04.28
 2008.02.21


2008.05.29 12:00

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【南ア】4月消費者物価指数(CPIX)...+雑感

2008/05/28 18:30 予定通り南ア4月消費者物価指数(CPIX)が発表されました。
数字は、前年比+10.4%。またもや市場予想より大きな値。



消費者物価指数&政策金利の推移
出典:南ア準備銀行 (SARB:http://www.reservebank.co.za/
http://www.statssa.gov.za/publications/statsdownload.asp?PPN=P0141&SCH=4053

昨年10月(7.3%)以降急上昇中のCPI、さすがに「サチってきた」ようにも見えなくもありませんが...
実質金利はこれで3ヶ月連続で1%程度となっています。
発表直後のレート上昇は、これらを含め来月12日の利上げを期待してのことでしょうか。
長期ポジを仕込むものにとっては、はやくこのインフレが収まってほしいものですが...

【過去記事】
 2008.04.24

2008.05.28 22:00

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南アフリカランド/円(ZAR/JPY)について 20080527

今週はここにも書きましたように、本日GDP、明日5/28は南アにとっての目玉、4月消費者物価指数(CPIX)があり、エントリーかイグジットか重要な選択を迫られる週となりそうです。

テクニカル分析があまりワークしないのが南アランド/円ですが、そこはおいといて。。。
下図はZAR/JPY日足チャートです。



以前からの予測通り、現在その他ペアと同じくボラティリティが極めて小さくなっている状況です。(エネルギー充填中とみる)
そのことは、ボリンジャーバンドの形状からも容易に見て取れます。

全くあてになりませんが、ストキャスティクスは逆張り買いゾーンに、、、
急降下してきたMA75日線も一応超えています。

MACDとシグナルの乖離もいい感じに開き気味で、ADXはトレンドあり転換に準備中のようです。
これらからは、明日からの上昇を示唆しているようにも見えます。

この時期一目均衡表雲のサポートが薄くなっていることに加え、ねじれが前記CPIX発表日と重なっていることが唯一嫌ぁーな感じです。(とりようによってはこれも上昇転換のサイン?)
判断しかねるという方はご連絡ください。一緒に見ながら決めましょう。


【過去記事】
 2008.05.24 「来週は南アフリカランド(ZAR)の正念場?」
 2008.05.09 「クロス円日足チャート売り転換サイン点灯!?」


2008.05.27 12:00


P.S.
是非人気blogランキング 58位「Dr.高木の為替相場を読む」をご覧ください。アフリカ開発会議に関してコメントしておられます。アフリカ(53カ国)の現状...考えさせられます...


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メリマンレポート

レイモンド A.メリマン氏は相場サイクルとアストロロジー(金融占星術)相場への応用で世界的に著名なアナリスト。
(参考図書:金融占星術入門

1995年に「相場とサイクル理論」の概念、及びパターンの分析手法を日本ではじめて紹介、
以来メリマン・サイクル論として知られており、銀行、証券、商品のテクニカルアナリスト達の中でもメリマン・サイクル論を使用し、相場動向を分析する人たちも徐々に増え始めている。

占星術による相場予測は、古くは著名アナリストギャン氏(著書一例:ギャンの相場理論も利用し、通常のテクニカル・ファンダメンタル分析に加えて多くのアナリストが利用しています。


<<サイクルの種類>>
A:超長期サイクル:54年コンドラチェフ経済サイクル
            18年サイクル
B:長期サイクル:8〜9年サイクル
            4年サイクル
            2年サイクル
            48週サイクル
C:基本サイクル:13週〜19週のプライマリーサイクル(PC)
D:短期サイクル:7週〜11週のハーフプライマリーサイクル(ハーフPC)
            4〜6週のメジャーサイクル(MC)
E:超短期サイクル:2〜4週のトレーディングサイクル
            4〜9日のアルファーサイクル、ベータサイクル

全てのサイクルはより小さいサイクルを内包します。
例えば、54年サイクルは3つの18年サイクルで構成され、
18年サイクルは2つの9年サイクルあるいは3つの6年サイクルで構成されます。
内包されるサイクルは「位相」と呼ばれます。


<<用語解説>>
●ダイバージェンス
ダイバージェンス(日本語では「分岐」「それる」といいう意味です。)とは、「逆行」と表現され、売買シグナルとして利用されます。

●フィボナッチ
フィボナッチ級数は13 世紀のイタリアの数学者である、レオナルド・フィボナッチが発見したもので、このフィボナッチ級数は相場分析に利用されます。
フィボナッチ数は自然界の現象に数多く出現する。
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, 1597, 2584, 4181, 6765, 10946,17711, 28657...
フィボナッチ数列のどの項も、その前の二つの項の和となっている。
また、この隣接した二つの数の比率は1:1.618 に収束され黄金比と呼ばれています。
この1:1.618 は、相場の値幅、日柄分析で重要視されています。

●オーブ
許容範囲。サイクルは100%正確なものではなく、前後にブレがあります。そのブレの許容範囲のことを指します。また歪みとは、オーブ(許容範囲)を超えてのサイクルの変化をいいます。


メリマンレポートの必要な方はご連絡ください。
入手方法・経路をレクチャーいたします。

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今週は月足の決定する週



ランド/円月足チャートは、3月の陰線下ヒゲから4月の大陽線。。。
ここまでは反転の典型的なパターン。
今月(今週)13.69あたりでひけると十字線となり、来月投資家心理的にはロングしにくい状況がおとずれます。



ドル/円もボラティリティは収束傾向。
上記とは逆に、今週エクスパンションとなり14円を超えるようなことがあるのか。。。

いずれにしても4月に仕込めなかった(ロングし損ねた)投資家にとっては大注目の週。


株価や原油にも注意。
ついでにユーロ/ドル、天井圏での下ヒゲ陽線になりそうです。もしかして...

2008.05.25 19:30

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来週は南アフリカランド(ZAR)の正念場?



5/27(火)
18:30 南ア第1四半期GDP ↓

5/28(水)
18:30 南ア4月消費者物価指数(CPIX)↑

5/29(木)
18:30 南ア4月生産者物価指数 ↑

5/30(金)
15:00 南ア4月マネーサプライM3 ↓
21:00 南ア4月貿易収支 ↑


来週の南アフリカ(ランド;ZAR)の指標発表予定です。
最近の南アは特に消費者物価指数に注目。
強含む結果となれば一時買い要因となるかもしれませんが、長期的には下げ要因となりそう。

テクニカル的にも重要な日柄(図一目均衡表雲ねじれ) & チャートポイント(14.05ダブルトップ→ 〜13.25のレンジ形成)に挟まれたところに位置しています。
前回高値更新ならずから14円が強く意識され、参加者心理的には、もし到達したとしても、通常なら一旦手仕舞い行動となりそう。
もし来週レンジブレイクすることがあれば、先々月からの強い上昇トレンドに回帰する可能性も。

【過去記事】
 2008.05.14
 2008.05.07
 2008.04.28
 2008.02.01

2008.05.24 1:00


P.S.
W2CのTakagi先生の記事、いつもホント勉強になります。ご時世的にも今回の記事は特に色々考えさせられました。

「エコロジカル・フットプリント」=生活のためにどれだけの土地と水面があれば生活ができるかという考え方。
我々日本人は一人あたり東京ドームの広さが必要... 知りませんでした。m(_ _)m

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NY原油先物チャート x3

    


saxoBANKのsaxoトレーダー2のNY原油先物チャート
月足、週足、日足 です。
バブルです。 崩壊は間違いないのですが。。。

それがいつ、いくら なのかが問題ですね(笑)


P.S.
saxoトレーダー2のデモ口座は、以前下記URLでご紹介済みです。
http://w2c.seesaa.net/article/67838367.html


P.P.S.
最初はトレード日記トレードノートをつけてみましょう。
つけ方は、W2C女性トレーダー代表、ランキングでもにほんブログ村位、十桃さんの十桃のトレード日記。』なども参考にしてください。
自らの成長記録としても。。。
またW2Cの方でブログにチャレンジしたいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。わかる範囲でサポートいたしますので。。。


【過去記事】
 2008.05.06

2008.05.23 2:30

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変動率でのドル/円、クロス円データ比較の続き C

下図は、標題の比較データです。(2007年8月17日を基点とし、そこからの変動率をドル/円、主要クロス円通貨ペアについて比較)

クロス円の雲行きが怪しくなってきております。
いつもは底値圏からの回復予測(エントリー用)に使うのですが...




・サブプライムショック時のレートを上回っているのは豪、スイス、ユーロの順です。
・昨年8/17を基点にすると、やはりランド/円の弱さが際立っています。(3/17からの回復率トップ2008.05.13はZAR/JPYなのですが、これも下落率からは当然の結果ということ)
・スイスとユーロはあいかわらず安定感バツグンです。今年も継続でしょうか?
・比較チャートは、昨年までとの違い、「ドル/円クロス円の連動性が薄れてきていること」も見やすくなってます。


ランド/円に関して、先週までは順調だったのですが、5/7と5/16の高値が揃ってしまったのが痛かったですね。注目は現在値13.25付近のサポートが守れるのかどうかです。近々では一目均衡表雲がねじれる日(5月28日)に注目しています。


【過去記事】
 2008.01.21
 2007.11.26

2008.05.22 12:00

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ランド/円...もみだしたら要注意



上図はランド/円週足チャートです。
大きな陽線陰線が連続でたつと、(丸で囲った)以前のパターンからも要注意です。


2008.05.21 15:00

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豪ドル関連ペアの週足チャート 20080520

先ほど5月6日RBA(豪準備銀行)政策金利7.25%据え置きの際の議事録が公表されました。依然インフレ圧力は強いものの、「内需の伸びは大幅に鈍化していく」との見解を示した模様です。



上図は AUD/USDの週足チャート です。
議事録公表直後から豪ドルが急伸、現在対ドル(AUD/USD)では、約24年ぶりの高値水準まで上昇しているようですが、個人的にはまだAUD/USDのパリティ(1.0000)オーバーは想像し難く(USD/CADのパリティ割れのときもそんな感じでしたが...(笑))、やはりスワップ戦略として無難は、昨日記事の考えと変わりません。

ファンダメンタル分析は、利上げサイクルはすでに終了 → 豪ドル下落トレンドへの転換することも頭に置いておく必要があります。



ついでに上図、AUD/NZD(オージーキーウィ)は、ちょうど2006年(NZD暴落の時)の高値まできており、勢いからはオーバーシュートもありますが、アクセレーションからの調整売り、急落があると思っています。(正常なレベルの調整後は多少のマイナススワップにはなりますが、AUDロングがワークすると考えています。)

2008.05.20 11:30

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豪ドル/円は手出し無用



AUD/JPYのスワップポジションを狙っているが、テクニカル分析的には今週は様子見の予想となります。

図は、1年スケールの日足チャートです。
ここ最近は下値を切り下げ(x3回)、100円近辺で上値を抑えられ下落の展開が、約2ヶ月周期で続くという単調な展開を見せていました。Y波動パターンか?)

先々週の急落は、今回も前記が有効かと思わせましたが、先週は先々週の下落分をすべて戻し、再度100円のせを狙っている状況です。

ここからのスイング戦略としましては、100.50円を明確に超えてきたときについて行く感じでいいと思います。
超えない場合は、かなり先でもいいのかと...

日柄的には、一目均衡表雲のねじれが5/28、そのあたりに注目しています。(いずれにしましても今週のポジションメイクはなさそうです。)

前記パターン分析からは多少上昇の確率の方が高いようです。

以上これは、豪ドル/円の戦略にとどまらず、ランド/円やNZ/円にも通じるものがあると考えています。

2008.05.19 13:00

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【欧州】ユーロの今後の動き...考慮すべきは...

ユーロの動向、長期的な視野にたって今後注意すべきことは、ユーロが「逃避通貨」に使われていることです。

ドルに対する不信任、不透明感が高まるにつれ、米景気の失速懸念や米国に関係の深い地政学的リスクが生じた時には、資金逃避先としてユーロが買われるという様に変化してきました。(比較的原油高や地政学的リスクに強く信頼性が高いことがその理由)

しかしその一方で、ユーロ高が進むほど、ユーロ圏の景気拡大にブレーキがかかるリスクが高まってしまいます。
(ex. ユーロ圏主要国ドイツはドル安ユーロ高で輸出機会が抑えられて景気拡大に抑制的に働いてしまう)

現在のような行き過ぎた(急激な)ユーロの上昇は、ユーロ圏の経済を蝕むため、何らかのキッカケで急落へと転じる危険性を常にはらんでいることを頭に置いておく必要があります。


ユーロの特徴
・英国、スイス以外のほとんどの欧州各国で導入されている
・第2の基軸通貨として注目されつつある


ユーロのリスク要因
・景気後退局面の見極め
・行き過ぎたユーロ高
・ECBの舵取り失敗(ユーロ圏内でのインフレ国とそうでない国の共存)


今後のポイント
・ECB政策金利動向(利下げのタイミング)
・サブプライム問題
・原油相場の動向
・米経済動向


出典:これを知らずに外貨投資・FXをやってはいけない―外貨投資にひそむリスクを回避せよ!

2008.05.18 12:30

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FXで破産する人が、なぜこんなにも多いのだろうか? 2/2

2008.05.10の続きです。。。


昨年夏から始まった急激な円高について、W2C(ウィンスクエアクラブ)代表のFXマンと、私W2C-Blog担当のMaeKoJimaが対談形式で振り返ってみたいと思います。


FXマン :「いまのところ、3月17日がクロス円の底値となっていますが、今回のような急激な円高リスクはもう去ったと考えてもいいのですか?」


MaeKoJima :「5月8日からの円高が下落トレンドへの回帰ではなく、今のところ調整(安値切り上げ)のように見えますので...高値更新アップトレンド形成となることを個人的には強く望んではいますが。」


FXマン :「昨年夏からの円高、クロス円暴落についてその原因を振り返るということですが。。。」


MaeKoJima :「ひとつはインターネットのブロードバンド化普及とモバイル端末の進化等インフラが急速に整備されたことがあげられると思います。」


FXマン :「といいますと?」


MaeKoJima :「加えてここ数年で、FX取引環境が飛躍的に向上し(今ではほとんどインターバンクレートと遜色ないレートを手数料なしという異常な状態で)、世界的に見ても大金持ちに分類される日本人がにわかトレーダーとして多数参戦、これにより...」


FXマン :「プレーヤーの質が激変したことと、マーケット参加者のそれまでの『秩序』が乱され通じなくなったということですね。」





MaeKoJima :「上図はポンド/円の週足チャートです。4つの点線丸で囲った部分ですが...   今思い出しても、特に2006年夏からの一方的な円安(俗に言う円キャリートレード)はひどかった...  リスク管理をすることがバカバカしくなるほどでした。」


MaeKoJima :「図中4つある赤丸すべてが、今思えばキモノトレーダー(「東京の主婦」とも言われていた)によるバーゲンセールによるもの。(日本人投資家の例えです。)   当時を思い出すと『そろそろ調整売りがはいるぞ』と注意する感覚が、徐々に薄れていったことを憶えています。」


FXマン :「確かに、大陰線の次の週には倍返しのような陽線が連続でたっていますね。   2007年春のチャイナショックまで全く調整売り(利食い・ガス抜き)らしきものもない...   ショートから入ったらひとたまりない形してますね。(笑)」


MaeKoJima :「笑い事ではありません。当時参加しているものにとっては、『何も考えずフルレバで円売りしている人だけが大もうけ』という異常な構図・相場が1年も続き、利食ってしまうとまともな感覚の人はもう二度とポジションがもてないような状況でした。」


FXマン :「なるほど。私は2007年以前の為替相場を知りませんが、そう言われてみると確かに...  特に最後の250円までの急上昇は完全にアクセレーションをおこしてますね。今だからわかりますが、その時は買えば儲かるムード一色だったんでしょうね。こんな高値でもあがっていくのは、売る人よりも圧倒的に買う人が多かったという事ですから。」


MaeKoJima :「正常な調整を経ることなく、これだけ一方向にポジションが溜まってしまった結果、このような異常なトレンドを形成し、今回の大暴落(円高調整)へと繋がっていったのだと考えています。」


MaeKoJima :「ただ、今は少し冷静に、やはりヘッドアンドショルダー完成も再確認すると、今後はレンジを形成しエネルギーをためて円安トレンドが復活していくような感じのイメージを描いています。   もうすでにロスカット連鎖が起こるようなポジションも残ってませんし...   円キャリートレード復活の日が近いことは高木先生の「Dr.高木の為替相場を読む」を是非ご一読ください。(長文で読み応えありますが...)  日本のファンダメンタルズはいまさら言うまでもなく、相も変わらず世界最弱が再確認できますから。」


P.S.
本日は、W2C発足1周年記念日。振り返ってみますと、発足後いきなりの荒れ相場に巻き込まれ、「よく生き残ってこれた」とつくづく思ってしまいます。
今後も体力の続く限り粉骨砕身の覚悟で臨みますので、末永きお付き合いをどうぞ宜しくお願いいたします。

2008.05.17 MaeKoJima&FX-man


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【米国】3.17が底と考えるもうひとつの理由



図は2003年〜と2007年〜のUSD/JPYチャート比較。
緑線(2003年〜)を見ると、2004年11月の米大統領選挙あたりを境に、それまでの2003年8月から続いた下落トレンドが終わり、大きな上昇トレンドへと転換したことが見て取れる。

ピンク線は現在値。あと25週で米大統領選挙を迎える予定。

2008.05.16 12:30

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ユーロ/ドル(EUR/USD)について 20080515

  

右図、GMMAについて現在長期MA束を短期が下抜いている(ほぼ同じ付近?の)状態です。
過去数回を参照するなら、ここからは3〜4ヶ月のレンジ相場へ移行、エネルギーを蓄積→再び大きなアップトレンドへとつながっています。

ただし、青補助線で示しましたように、以前から指摘していますアクセレーションからの転換にもとれ、そのことは、前回、前々回見られなかった短期MA束の尖形状にも現れています。

右図ローソク日足からも、MA75日線で一旦サポートされましたが、実態は一目均衡表雲の中、遅行スパン(見やすくするため先行させています。)からの乖離を見ても、地合いは弱気を当分継続しそうな雰囲気です。

【過去記事】
 2008.05.06
 2008.04.23

2008.05.15 14:00

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ランド/円の売り場と買い場について(案)

ここ最近、相場は乱高下、我らが南アランド/円は1週間前の水準近くまで戻ってきました。
W2Cでもこれから始める方々や、損切りのタイミング伺っている方々(中には利食いの方もいらっしゃいます(笑))に、推奨レートやタイミングのご質問をいただきます。当然返答はできませんが、一応チャートから以下のような動きを予測しております。参考になれば幸いです。


下図は、今週はじめにML配信した週足チャート(ライン入り)の一部、ランド/円の週足チャートです。



振り返ってみますと、4年続いた15-18円のレンジを、本年に入りあっさり下にブレイク、
あっという間に日本人投資家のランド/円ロングポジションのロスカットを巻き込み急降下していった様が伺えます。

言い換えますと、すでにロスカットの連鎖による急落はもうないということです。
(昨年の平均レート16.7でレバx3.5はもたないというザクッとした計算ですが)

昨日の記事2008.05.13でも示しましたように、ZAR/JPYに関して3/17からの上昇率は15%を超え(3位のドル/円でも半分の7.5%程度)、いったんの底がここと判断しています。(ただし、11.6円/ランドを下抜く場合は当然ストップですね。)


まず上記前提条件を満たすと仮定して、次に○部分拡大(週足→)8時間足チャートで確認すると、



現在、結構急なアップトレンドラインにサポートされながら上昇中、
先週木曜からの調整局面かと思わせる動きも、すぐさま取り戻す堅調ぶりです。
単純に、このトレンドライン付近でロング、反対側平行線のチャネルラインで決済というのが、動きが急激な場合を除きワークするように見えます。
日柄的には、赤青の矢印あたりを想定しております。
ゾーンでいうと13.25-35あたりもサポートされます。

2008.05.14 17:30

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2008/3/17 を基点としたときの各通貨ペア変動率比較

下図は、標題の比較データです。



2008/3/17が現在「本年の安値」となっているクロス円の上昇率を比較したものです。
並べてみると、ランド/円、豪ドル/円、ドル/円、の順になってます。
ご査収ください。


【過去記事】
 2008.03.11
 2008.03.10
 2008.02.27


2008.05.13 12:00

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違和感的中!?ドル/円日足チャート「再」テクニカル分析

先週水曜日2008.05.07に感じた違和感が的中し、木曜日NYタイム以降急激な円買いクロス円調整売りが入り、「一気に吐き出す」方に流れました。

それにより、以前の記事2008.05.05の緑Aのアップトレンドラインを割り込み、このまま108円まで戻ることへの願いは一応崩れ去った形です。



チャートより...
・105.42半値戻し達成後の反落。
・次のサポートは2つ。
・先行スパン2 & 95.77-105.69の38%戻し→101.9付近
・悪材料は、遅行スパンの逆転間近?


5月エンドの一目均衡表雲ねじれ付近は、再度上昇への転換点になるか注目です。
すこしスイングのスピードが速いことが気にかかりますが、
本年の安値は3/17であってほしいと願って止みません。

【過去記事】
 2008.05.09
 2008.05.05

2008.05.12 15:30

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タグ:USD/JPY ZAR/JPY

週足チャート−長期トレンドライン 20080511

長期戦略用トレンドライン入り週足チャート(ML配信用一部抜粋)を掲載します。

 

ボリンジャーバンドは収束方向。
最大値は、254-178円まで拡大(4月2週目)。
長期のレンジ相場へと移行を示唆?

3月1週目以来の大陰線引け。
その後のパターンで、前回は次週が長下ヒゲの反転サイン。

現在、ドル/円、クロス円すべて 3/17を底とした上昇トレンドに転換中。
ただし、先週末の下落スピードが速いのが気になるところ。

細かくは多くのトレンドラインが存在し、強いサポート水平線も近くに。
下落トレンドラインへの回帰が不安。

2008.05.11 22:00

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タグ:GBP/JPY

FXで破産する人が、なぜこんなにも多いのだろうか? 1/2

2007年夏以降の急激な円高により、それ以前の 『円売り外貨買いさえしていれば誰でも儲かる』 という相場は終焉を迎え、多くの日本人投資家が破産に追い込まれました。


特に酷かったのは8/178月記事と3/173月記事の大底へと向かう局面だったのではないでしょうか。多くのスワップ派と呼ばれる方々が、FX市場からの退場を余儀なくされました。


振り返るとチャートにもその時のパニックがハッキリと描かれており、通常売りたくない局面での「投売り」や、ロスカットの「スパイラル」が起こりました。
大河に存在するダムが上流から順に決壊していくような...そんなイメージです。


平静を取り戻した後でよく観察してみると、そこはロングポジション構築の最高の機会となっていることが多いのも事実ですが、それは後講釈であり、市場参加者がそこまでポジションを持たずに迎えるということは不可能に近く、また実際にその暴落をリアルタイムに見ている者にとっては、そこから始める人以外手出しはできなかったと思います。


人は、勝っている間は過信や慢心により勉強や研究はおろか、振り返って相場を分析し成果や反省をまとめるという努力すらもしないものです。
今となっては個人投資家(ほとんどがFX?)の巨額の脱税事件が世間の話題に上ったのも懐かしく、その中には社会的に成功され引退後、200万円?を数年で100倍以上にした方も含まれていました。
今回の急激な円高は、そういった方々のそれまでのハイパフォーマンスを、税金や名声と共に奪っていきました。(※当然税金は「奪われた」ではありませんが...(笑))



なぜ、彼らはFXで失敗したのでしょうか?

答えは、
ほとんどの人が、不幸にもトレードを始めるときに、「リスク管理という投資家にとって最も重要なファクター」に対して十分な指導を受けてこなかったためです。
スワップ派で言うと「レバレッジ」の本当の意味を理解していなかったことが原因です。


もうひとつ、これはスワップ派だけでなく、トレーダーにも共通することですが、
「ファンダメンタル分析とテクニカル分析だけではこと足りない」ということを知らない、
付け加えれば、前記に心理的力学分析が必要(出典:ゾーン — 相場心理学入門 )ということを知らないことが原因です。
続きは来週。


2008.05.10 16:30

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クロス円日足チャート売り転換サイン点灯!?

並べてみるとホント対円で動いてますね。長い期間を遠目で見ると見分けが付きません。
日本のファンダメンタルズなど人気blogランキング50位「Dr.高木の為替相場を読む」で書かれている通りなのですが...
(高木様、いつも参考させて頂いております。ありがとうございますm(_ _)m。我々長期運用で迷ったときの道標的存在のブログです。)



下図はそれぞれ左:USD、中:GBP、右:ZARの対円日足チャートをMACDと±DI、ADXと共に表示したものです。

MACDはすべて昨日、一昨日にデッドクロス(DC)売り転換。ADXもレンジ相場への移行を示しています。
サポートとなるであろう一目均衡表雲が今後上昇していく事とねじれ(転換日)が近いこともあり、多少の安心感はありますが...

  
(左:USD/JPY)    (中:GBP/JPY)    (右:ZAR/JPY)

対して、振り返ってみると比較的円高の影響を受けなかったのがEUR、AUD。
一目瞭然、そのことはチャートにもしっかりと描き出されています。
CADは基本前記2通貨と同じく強いハズが、ドルに影響を受けますのでこんな形に。

  
(左:EUR/JPY)    (中:AUD/JPY)    (右:CAD/JPY)

何れにしましても、息を吹き返しつつあるスワップ派の方々の大きな分岐点。ここからどのような戦略を選択するかで、今年の損益に大きな影響をもたらす局面です。
円安で多少勢いも出てきましたが、トレンド転換を期に今後どうなるのか?
スワップ長期投資派のコメントを参考に、各人で分析してみましょう!


2008.05.09 11:30

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クロス円の調整下値目処と日柄観測について

昨日(2008.05.07)はやはり...
各国要人のコメントや、本日からのイベントリスク回避などが引き金のようですが、テクニカル分析で見た場合は、少し前から違和感(無理やり感)がありました。



上図は、AUD/JPY日足バーチャート+GMMA+フィボナッチリトレースメント+フィボナッチタイムリトレースメント。
ここからこの6週間ほど続いた円安の(正常な?)調整があるとした場合の下値目処と日柄観測を、単純にフィボナッチで測量した結果です。

ここで書きました5月エンドの一目均衡表雲のねじれや、トレンドラインと水平レジスタンスラインとの交点も同じような日柄を示しています。

かなり長期の保有戦略を実現するポジション構築のチャンスですね。
大きなスイングでの押し目買いもワークしそうです。(すべては「通常」・「正常な場合」という前提が付きますが...)
詳細タイミングにつきましては、またメールにてご連絡いたします。

2008.05.08 12:30

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調整入り間近。。。のはずが、なかなかしぶとい。。

一旦調整に入りそうで、なかなか強いですね。
よっぽど買いたいということでしょうか。



図は、左ランド/円、右ドル/円のそれぞれ2hローソク足チャートです。
昨日の急落後の急回復、、、赤丸部分

長期用にロングしそこねた方々が、ちょっと下がったところに群がったって感じですね。
以前もありましたね。。。押し目を狙ってる方々が多いということ。
この先のパターンは横(時間)の調整か、一気に吐き出すかどちらかですね。

長期戦略の方にも短い時間足でしか見ることができないヒントはあります。

2008.05.07 18:30

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タグ:ZAR/JPY USD/JPY

WTI原油先物6月限=120.20ドル・・12:08時点

前回投機マネーという共通項というタイトルで「NY原油先物の下落」について書きましたが、その後2日間で(イタチの最後っぺ?のように)急激に巻き戻しています。

EUR/USDはそれほどではありませんが...一目雲にサポートされている状況。

下図は、左がNY原油先物日足チャート、中がユーロ/ドル日足チャート、ついでに右がNY金先物日足チャートです。
金はすでにピークアウト、トレンド転換しています。(これが前記2つの先行指標かも)

    
(左:NY原油先物日足チャート)  (中:ユーロ/ドル日足チャート)  (右:NY金先物日足チャート)



めったに見ないので、ついでのついでにNY原油先物の週足チャートを示します。
皆さんはどう見ますか?あるいはどう見えますか? (センター値は?適正価格は?)



2008.05.06 12:30

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円高バブル崩壊!?ドル/円についてのテクニカル分析 A

本日は日本が祝日ということもあり小動きのスタートとなっています。
米ドルに関しては先週金曜日の米雇用統計の結果を受け、米国の景気後退懸念の緩和、FRBは当面金利を据え置くとの見方が強まっていることを背景に、引き続き堅調に推移しそうな雰囲気です。




下図はドル/円の日足チャートです。今のところ前回2008.04.04記事での願いが通じたような形状になっています。

約2ヶ月ぶりに105円を突破、一目均衡表の雲を上抜け、大きなダウントレンドラインをも上抜けて一安心といったところです。

一部心ない(市場に参加していない)方々は、3月中のコメントで、「80円割れ...」や「60円台も...」などの暴論を展開されていましたが...  たった1ヶ月前ですが少し懐かしく感じてしまいます。

  
(左:2008.05.05)   (右:2008.04.04)


・以前引いたトレンドライン(緑A)が効いている状況
・雲のねじれと上記トレンドラインの交点あたりが次の大きなターゲット(107−108円)
・その後は当然利確調整売りで急激に下落すると思いますが、雲でサポートされて同じような上昇角のアップトレンドに戻ることに期待



とりあえず目先のターゲットは、ドル/円 105.93円(2月7・27日安値)、約6週間ぶりに1.53ドル台へ下落したユーロ/ドルは 1.5341ドル(3月12・24日安値)ですね。


【過去記事】
 2008.04.21
 2008.04.04 
 2008.03.26 ← 大底の次週
 2008.03.18 ← 本年大底の次日

【参考記事】
 人気blogランキング52位: Dr.高木の為替相場を読む
 にほんブログ村: スワップ派の方々のご意見


 2008.05.05 11:30

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W2Cワンデーシステムトレード戦績公開20080503

にほんブログ村80位、「FXマンのトレード日記」で公開してるW2Cワンデーシストレです。(戦績 4勝5敗 +377 pips)

2008.4.10 AUD/JPY買 ▲ 61 pips
2008.4.11 GBP/JPY売  266 pips
2008.4.14 EUR/JPY買 ▲ 41 pips
2008.4.15 AUD/JPY売 ▲ 55 pips
2008.4.16 ノーエントリー
2008.4.17 ノーエントリー
2008.4.18 CAD/JPY買  165 pips
2008.4.21 ノーエントリー
2008.4.22 GBP/JPY買   93 pips
2008.4.23 ノーエントリー
2008.4.24 NZD/JPY買 ▲ 31 pips
2008.4.25 ノーエントリー 
2008.4.28 ノーエントリー
2008.4.29 ノーエントリー
2008.4.30 CAD/JPY売 ▲ 33 pips
2008.5.01 USD/JPY買   74 pips 
2008.5.02 ノーエントリー




システムトレードの内容詳細についてはこちら
 ↓ ↓
 【W2Cワンデーシステムトレードver.5-1】参照


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投機マネーという共通項

ユーロ/ドル(EUR/USD)が大きく下落、これまでの急激な上昇に対する調整ムードとなっています。
やはり以前から指摘のあったNY原油先物($120達成)に連動しているような。。。

  
(左:NY原油先物日足チャート)  (右:ユーロ/ドル日足チャート)


【過去記事】
 2008.04.23「NY原油先物$120達成→反落」


投機マネーという共通項、円キャリーの復活も間近ということでしょうか?

でも今回の急激な円高相場を経験して、スワップのみの長期戦略だけではちょっと...という方も多いはず。

そのような方にお勧めなのが、
にほんブログ村82位の「FXマンのトレード日記」で公開してるワンデーシストレです。

いきなりテクニカル指標のサインによるシステムトレードではちょっとハードルが高すぎますね...

お試し配信ご希望の方はご連絡ください。※条件等ご説明さしあげます。お気軽に!

2008.05.03 10:00

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●スキャル手法 02(米雇用統計)

米雇用統計を挟んだ5分足チャートです。
(2007年7月〜2008年4月)

大相場限定ですが、参考にしてください。

 → ダウンロード


【以前記事】
 ●スキャル手法 01(米雇用統計)



================
「民間企業のADP社( http://www.adpemploymentreport.com/ ) が公表している全国雇用者数」

 ADP社は大手の給与計算代行会社として給与管理業務を行っていることから、社が公表している全国雇用者数は、金融市場で最も注目される指標のひとつである米非農業雇用者数を予測するために有力な先行指標と見られています。(米雇用統計が発表される2営業日前に発表される)

 ただし実際の数字を見てみると連動するはずのADPと全国雇用者数と雇用統計の非農業雇用者数は連動しないこともあるため、あくまでもADP全国雇用者数は米雇用統計を見るための参考数字と見ておいた方がよさそうです。





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リスクか? or チャンスか?

「世の中にローリスクハイリターンなど存在しない。なぜならそこにアービトラージ(裁定)が働くからである。」
「成功者はトレーダーに限らずリスクに飛び込む勇気を持っている。いやむしろ彼らはそれをリスクだとは思っていない。
それをチャンスだと捉えて真っ向からそこに飛び込んでいくのである。」


人気blogランキング 52位(2008.5.1現在)の「Dr.高木の為替相場を読む 」は必見です。記事内容はブログ情報のレベルを完全に超えています。(一般紙に書かれないコアな情報満載!)
このブログを読めば誰でも、為替による投資行動を起こさないことが日本人にとってハイリスクであることがわかる筈です。


通貨分散により、
インフレによる実質マイナス金利のリスク回避や、北半球、南半球を分けることによる地政学的リスクの回避...等々
W2Cの皆さん、今後もFXで無敵のポートフォリオを一緒に構築していきましょう!

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【各国】政策金利 一覧(2008/5/1 現在)



    現在金利 前回変更値と日付      次回予定日

日本  0.50%  前回25bp利上げ '07/2   次回 5/19
米国  2.00%  前回75bp利下げ 3/18   次回 6/25
欧州  4.00%  前回25bp利上げ  '07/6   次回 5/8
英国  5.00%  前回25bp利下げ  4/10   次回 5/8
加    3.00%  前回25bp利下げ 3/4    次回 6/10
豪    7.25%  前回25bp利上げ  3/4   次回 5/6
NZ   8.25%   前回25bp利上げ '07/7   次回 6/4
南ア  11.50%  前回50bp利上げ  4/10  次回 6/12
スイス 2.25−3.25%(中心値2.75%)前回25bp利上げ '07/9 次回 6/19 
メキシコ 7.50% 前回25bp利上げ '07/10 次回 5/16
アイスランド 15.50% 前回50bp利上げ(緊急利上げ) 4/10 次回 5/22

(出所.各国中央銀行)


【過去記事】
 【各国】政策金利 一覧(2008/4/12 現在)
 【各国】政策金利 一覧(2008/03/07 現在)
 【各国】政策金利 一覧(2008/1/31 現在)

2008.05.01 12:00

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