クロス円ロングにとってはネガティブ材料のオンパレードですが...

昨日は、各国ファンダメンタルズ(米金融安定化法案否決/株式市場の軒並み大幅下落/米ワコビア銀行買収/ドル供給オペ大幅に増額/ユーロ圏の景気減速感の高まりと金融不安 等々)に振り回され、またまたドル/円、クロス円大幅下落となりました。

今月も今日が最終日。振り返れば、9月に入って短足のテクニカル分析はダメダメで、システムトレードもワークしませんでした。(VTTを用いたもの数本モニターしておりますが、ま逆のサインを連発していますし、チェック中のシグナル配信サイトを見てもプラス収支は1本のみのようです...)

こういうときは(昨日に続き)、後学のためにチャートを振り返って色々なテクニカル指標のサインを確認するのがよろしいかと。本日はW2Cスワップ用メイン通貨ペアであり、皆さんも大好きな?南アランド/円の日足チャートを見てみました。

ZAR/JPY  USD/ZAR

まず、先月から続けてボリンジャーバンド広がったまま。ボラティリティ大が一目で確認できます。
いつも長期スワップ用ポジションをとるのに重要視している「MA200日線からの乖離率」は、再び9/17と同レベルの10%近くまで拡がり、長期的に見た買いサインのひとつ、MA75日線と200日線のGCは、直前でお預け?
MACDも低レベルでのDCと、まさにZAR/JPYロングにとっては、ネガティブ材料のオンパレードですが、
言い換えれば、これから買いサインが連続で出現するということ。
フォーメーションも、このあたりで折り返すことができれば、かなりいい形になります。
「山高ければ谷深し」...ロスカットレベルは遥か彼方ですので、ここはとりあえず祈りましょう(笑)

2008.09.30 13:00

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P.S. 補足

ドル/円(USD/JPY)現状確認と分析



9月に入ってから大荒れでしたが、先週から落ち着いてきましたね。
ニュースもそういったものが多くなってきたような。。。

表題通り、これまでの確認と現状分析ですが、項目ごと下に列記してみました。

■トレンドライン
・3/17からの急上昇トレンドラインを割り込んだのが、5/9
・102.56で止まるが、再上昇は上記ライン(レジスタンス)でキャップ
・もみ合い後 → 今回の緩やかな上昇トレンドラインを形成
・9/16、それを割り込んで現在に至る
・例に漏れず上記ラインが抵抗となっている状況

■一目均衡表
・4/23に雲を上抜けてから、9/12までの長期間に渡り、雲がサポートとして機能
・ここ2週間はそれがレジスタンスとなり、ちょうどフラットな先行スパン2で高値は抑えられたまま
・直近の一目均衡表雲のねじれは、10/15
・そこまでこのあたりのレートが継続するなら、上記日までには遅行スパン(見易い為先行させてます)の好転が見られる可能性大

■MA、MACD
・MA75日線は以前のレジスタンス、今回7/16はサポートとして機能
・現在レートはMA75日線と200日線で囲まれた近辺
・MA200日線は依然として下向きだが、MA75日線が再度もぐりこんで上抜ける(年末?あたり)と、買い安心感、かなり強いサインとなるのだが...
・MACDは深いレベルでのGCをいい角度で示現。
・レジスタンスとして働く前記トレンドライン、一目均衡表雲、MA75日線を上抜けることができれば、前回高値(110.65)更新の確率は高く、プラス2円程度の目標は設定可能かと。

2008.09.29 13:00

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天井圏・底値圏 (トレンドの転換点)

trendx.JPG理想的なトレードとは「底値で買って天井で売る」(あるいは、「天井で売って、底値で買い戻す」)だと思います。

とはいえ「大底」や「天井」を的中させるのは至難のワザ。いくらチャート分析をしたからといっていつも当てられるとは限りません。

ただし、「もう天井圏が近いかも。。。」とったことを高確率で予測することは可能です。

まず「高値が更新されない」という状況が、天井圏の可能性を知るためのヒントとなります。
「もみ合い」状態の中、一定幅の上下動を繰り返し、その後レートが下抜ければ、トレンドが反転したと判断できます。

右図はその典型的パターン。このように天井圏(底値圏)で出現しやすいレートの動きの中にはパターン化されているものがあります。本カテゴリー内の次記事で、それらチャートパターン・フォーメーションといったものをいくつかご紹介します。トレードの参考にしてください。

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Q.21 ウィンスクエアクラブに関する質問

これまでW2Cに関して様々なご質問を頂きました。主なものを下にまとめてみました。

Q.21−1 投資のことをほとんど知りませんが参加できますか?
全く問題ありません。

Q.21−2 入会資格を教えてください。
FX業者で口座開設をする事が可能で、公序良俗に反さず、「共助の精神」をお持ちの方であれば、特別な資格は必要ありません。

Q.21−3 入会手続きはどのようにすればいいのですか?
本ブログ左のプロフィール内、フォームから必要事項を記入の上お申し込みください。追って案内メールを返信します。

Q.21−4 入会金や年会費は必要ですか?
必要ありませんが、定例会等イベントで会場費等が発生する場合、頭割りで若干の経費が発生する場合はあります。
※寄付は断りません。(笑)

Q.21−5 なぜ無料で運営できるのですか?
ウィンスクエアクラブを作った目的が「個人投資家の発掘と育成」「日本人投資家のためのより良い環境作り」ですので、営利追求をしておりません。経費はアフィリエイトや広告収入といった間接的なものと、W2カレッジ収益等で賄います。

Q.21−6 遠方のため勉強会に参加できませんが、入会は可能ですか?
可能です。遠方の場合はスカイプ等、無料通話を利用しディスカッションを行います。※地域によっては分会も存在します。

Q.21−7 株の投資クラブのように資金を集めて投資を行うのですか?
個々の口座で取引を行います。FXの場合未だ投資クラブ名義の口座開設が認められておりません。

Q.21−8 投資クラブとは、法律的にはどういう存在になるのですか?
入会するにあたって、了承していただく「規約(会則)」の内容が、法律的にいえば、民法の「組合」という契約にあたりますので、投資クラブは、民法の「組合」ということになります。分かりやすい例でいえば、マンションや、団地の管理組合なども同じ種類の「組合」です。また、投資クラブが、民法の「組合」であることによって、証券関係の法律に触れることがなく、かつ税法上も、問題なく取扱いができることとなっています。

Q.21−9 取引をする自信がないときは、メンバーの誰かに任せてもいいのでしょうか?
クラブでは、メンバーの皆さんが、学習の成果を活かして、自分自身が取引をすることが基本となります。他人に取引を一任することはできませんし、任せられる特定の人は、その人の投資に関する顧問的な立場となってしまいますので、ここでは望ましい関係でもありません。

Q.21−10 投資クラブには、主にどんなメリットがありますか?
・為替投資について全く知識のない方や、1人では自信がないといった方でも、仲間(会員)どうしで学習をしながら、気軽に始められます。
・為替投資に必要な知識である経済の仕組みについてを学ぶことで、教養の幅が広がります。
・失敗しないと覚えられない貴重な体験談がたくさん得れます。
・投資クラブで得た投資に関する知識や手法を、ご自身の資産運用全般に活かすことができます。

Q.21−11 退会に関して何らかの制約がありますか?
一切ございません。

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【日本】8月全国消費者物価指数について

本邦8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)は、先月に続き前年比+2.4%となり、市場予想通りの強い結果となりました。(下図では、以前のものから比べ、縦軸スケールが 2%→3% に変わってしまいました。)



原材料価格、エネルギー、食料の高騰が、円高で相殺されている?(薄まっている)ことで、CPIの上昇もこの程度で収まっていますが、信用収縮逃避としての円高、その恩恵がなくなったとき...
日本は政策金利によるコントロール(下は余裕がなく×、上は国の借金が多すぎて×)ができませんので、想像を超えるインフレに見舞われまれるでしょうね。
※7月からの横ばいは、前年7月→8月が+0.1%のため

参考までに、FXトレーダーをとり囲む周辺状況の変化 20080724を更新しておきます。奇しくもこの日を基点に投機マネーの逆流、円高が起こりました。
まだ暴れてますが、このあたりいったん落ち着くレベルかと。個人的にはこの永い円高終焉との連動を強く望みます。(笑)

原油先物  金先物

ダウJ  N225

【過去記事】
 2008.08.12
 2008.06.27

2008.09.26 13:00

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★パーフェクトオーダー(完璧な順番)

4本の移動平均線フィボナッチ数列)を用いたトレード手法、パーフェクトオーダー(「完璧な順番」)をご紹介します。



各々移動平均線(ここでは21,34,89,144日)の位置関係から「売り」「買い」を判断します。

ここで言う完璧な順番とは、「買い」の場合は平均計算の期間が短い順に上から並んだ状態。「売り」はその逆。

リミットとストップの条件出しを、各時間軸ごと、異なる性質を持った通貨ペアごとに行った上で、その他システムトレードと併用することをおススメします。

【W2C】
短足含め、システムトレードへの応用例(ルール)は、こちらをご参照ください。質問はメール以外で事務局まで。

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【南ア】8月消費者物価指数(CPIX)


消費者物価指数&政策金利の推移
出典:南ア準備銀行 (SARB:http://www.reservebank.co.za/
http://www.statssa.gov.za/publications/statsdownload.asp?PPN=P0141&SCH=4053


昨日発表の、南アフリカCPIX(消費者物価指数)8月(前年比)は 13.6%(予想:13.3%)と再び予想を上回る結果となりました。上図からもわかるように、政策金利の引き上げによる物価上昇抑制効果が未だ不透明。上昇軌道も衰えず。これで実質マイナス金利となるのは2ヶ月目に突入。10月の利上げは大きなものになるかも。

下に昨日の南ア関連情報をまとめてみましたのでご査収ください。
・(2008/09/23 22:00) ムボヴェニSARB総裁 「目標はインフレを目標圏内に押し戻す事」
・(2008/09/23 22:00) カーンSARB政策委員 「幾分の景気減速の兆候が見られる」
・(2008/09/23 21:50) 南アフリカ7月実質小売売上高は前年比-4.6%、3ヶ月連続の低下
・(2008/09/23 19:00) マヌエル財務相が辞任
・(2008/09/23 18:30) 南ア8月消費者物価指数は前年比+13.6%、予想より大きい
インフレ抑制で金利を上げたいところだが、景気減速傾向が見え、そうも行かず...

【過去記事】
 2008.08.27

2008.09.24 11:00

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ポンド/円(GBP/JPY)超長期?大胆予想

現状マーケットのボラティリティが大きく、テクニカル(チャート)分析がワークしませんね。

振り返れば、W2Cは発足とほぼ時期を同じくして、それまでの長い円安トレンドが終わってしまいました。今もしつこく続く円高トレンド?の中、「円売り外貨買い」で生き残ってこられた(一応プラス収支である)こと自体「相場の神」に感謝です。(笑) → FXの勝率は 1/40 !?


今もそう思ってますし、昨日も書きましたが、長期的にはやはり日本経済は弱いと見ています。本日は大胆にもこのファンダと合うようにテクニカル(フォーメーション)で今後の動きを予想してみました。

  

いつものようにクロス円の代表?としてGBP/JPY。ここまで長い円高トレンドの転換には、かなりの明確なもの、あるいは時間的な調整が必要かと思います。その意味で、上図のような逆ヘッドアンドショルダーでの転換(H&S、ネックライン到達2009.1、ショルダーラインまでの下落2009.4)をひとつのパターンとして想像してみました。

超長期(月足レベル150円〜)でみた円安トレンドのオーバーシュートが前回のH&S形状で、その反動が今(逆H&S)
これまでと符合する点に関しては、上図に同色で示しました。横矢印で示した上下動の周期も結構合いますね。

【過去記事】
 2007.10.23

2008.09.23 13:30

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【日本】株安と円高の相関

為替取引は、2国間通貨の相対取引(一方が買われると言う事は他方が売られている)なので、すべての通貨が同時に高くなったり安くなったりすることはありません。この点が株との大きな違いです。


この点をふまえ、現在起こっている世界同時株安と円高の相関性についてですが、
ひとつは「日本が世界最大級の債権国である」ということが挙げられると思います。
また今回に限っては「サブプライム関連の損失が相対的に少ない」こともそのひとつでしょう。
(偶然とは思いますが、必要以上にリスクを嫌う、取らさない金融法の...失われた10年の恩恵ですね。)


これは、このような世界的な景気減速が起こっているときに、円が選好される理由にもなっていると思います。
が、経済指標というのは前期や前年比で見ますので、数字的にはいつかは良くなります。
さらに、米ドルが他通貨に対して安いことは、米国の輸出にプラスに働きますし、インフレ抑制を捨ててこれまで米国がとってきた急激な金利の引き下げは、いずれは住宅や設備の需要を押し上げます。
(景気はサイクルを持って循環します。)


逆に日本は(上記プラス材料以外は)、歴史的に見ても類を見ないスピードで高齢化社会を迎えており、少子化も相まって人口が毎年100万人規模で減少していきます。
さらにもともと資源に乏しい国であることに加え、食料自給率の低さは先進国でも突出しており、このような特殊事情は今後も簡単には変えられません。


日本の物価上昇・インフレが目立ってくるか、
他国の景気・経済指標が上向いてきたときが怖いですね。

2008.09.22 12:00

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ForexTV.jp

東京・NYスタジオから、24時間FXニュース配信
ForexTV.jp : http://japan.forextv.com/jp/index.jsp

特長はFX動画ニュース。
ファンダメンタル、テクニカル分析もあります。
  NYレビュー
  AMテクニカル分析
  FXフラッシュ (13:30)
  FXフラッシュ (15:30)
  PMテクニカル分析
  FXフラッシュ (19:30)
  NYトゥデイ

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本日の主要通貨ペアの値動き

Crowd_outside_nyse.jpg世界的な信用不安が進行中ですが、本日はとりあえず小休止、
株、その他と共に円安も進行しました。

本日(9/19AM〜)の主要通貨ペアの値動き(+上昇率)は、以下の通り。
_________________________
USD/JPY 108.02  ← 103.98 △4.04 (+ 3.9%) ★
EUR/JPY 155.32  ← 150.10 △5.22 (+ 3.5%)
GBP/JPY 197.04  ← 189.62 △7.42 (+ 3.9%) ★
AUD/JPY 89.13  ← 82.96 △6.17 (+ 7.4%) ★★★
NZD/JPY 74.10  ← 69.89 △4.21 (+ 6.0%) ★★
ZAR/JPY 13.67  ← 12.43 △1.24 (+10.0%) ★★★★
_________________________
昨日の安値から比べれば大幅に上昇しました。 ※★数は今回の上昇率順位

    


現在のW2C代表口座のポジションを再度公開しておきます。

 ZAR/JPY 13.35 L @
 ZAR/JPY 13.78 L B
 ZAR/JPY 13.97 L B
 AUD/JPY 86.78 L @
 AUD/JPY 85.88 L @
 AUD/JPY 81.68 L @

丸数字は建玉比、
レートの上昇に伴い、現在のレバレッジは2.8倍となっております。

P.S. こちらもご確認ください。 今週はかなりバタバタしましたが、一応週初の予想通り「大きな週足陽線」となりました。ポジションもいいところを拾えましたので結果オーライということで...
来週も多少陽線引けと見ています。

2008.09.20 2:00

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ポンド/円(GBP/JPY)4h足チャート 20080919

  
(4h足チャート)      (週足チャート)
・192円台で反転、ダブルボトムで1年に渡る下降トレンドが終わると予想し、
これまで昨年7月高値と3月安値、251.09 - 192.53 でフィボナッチリトレースメントを表示してきましたが、安値を9/16の184.48に変更しました。(前回までの週足チャートとの変更点)
・特殊事情もあり最近のボラティリティは異常。また反転も早いことからシステムトレードもワークしません。(どうしてもサインが遅れます。しかしココに合わすと普段やられます)
・7/23の215.85から、今週を含め7週連続の安値更新と、8週連続の高値切り下げ中。(4h足チャートが見やすいと思います。)
過去データを20年以上振り返ってみましたが、レコード更新中のようです。
・窓あきも3週連続で、実は8月最終週-9月第1週の窓は埋まっていません。(窓は必ず埋まるそうですが...)

設定レバレッジまでポジション仕込み終わってますので、以前からのものに加え、これらも底打ち反転の理由としたいところです。(=クロス円)

【過去記事】
 2008.09.15
 2008.09.07
 2008.07.06

2008.09.19 12:30

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安値圏でのポジションメイクではありましたが...

    
(ダウJ) (上海総合)  (日経225)

  
(イギリス FTSE100)  (ドイツ DAX)

想像を絶するとてつもない規模の信用不安が進行中(金融大再編)のようです。
欧米の金融市場はパニック状態で、銀行間金融市場は実質的に機能停止、資金の出し手は中央銀行が一手に担っているとのこと。
 ⇒ 参照:「Dr.高木の為替相場を読む」関連記事
・AIG救済(FRBから850億ドルの借入@3ヶ月物短期金利+8.5%というかなりの高金利)
 倒産による市場への直接的な悪影響は食い止めたが、
 損益度外視のAIG関連株の投売りを招いている模様

昨日イギリスでも、住宅金融最大手のHBOS銀行がロイズTSB銀行に(英政府に)半強制的に合併させられる事態もあり、
今後も近々ではモルガン・スタンレー証券(米)の合併交渉や、他にも世界中の大手金融関連の身売りや破綻のニュースに目を光らせておかなければなりません。

金融市場でも、為替相場はこういったものとは異なりますが、現在逃避先通貨として”円”が選ばれている以上、安値圏でのポジションメイクではありましたが、これ以上レバレッジを引き上げるのは危険と判断します。(現時点で3.3倍、レートの低下で上昇してます。)

2008.09.18 12:30

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P.S. 補足1補足2


前回(3/17)と酷似...

ベアー・スターンズの実質破綻は本年3/16。
経緯を振り返ると、3/13(木)に57ドルで引けた株価が、翌日半値に。
週をまたいで破綻翌日3/17(月)(為替相場ではドル/円、クロス円のこれまでの大底日)には、2ドルでJPモルガンへ買収されたらしい。(後に10ドルに変更)

ベアー・スターンズは当時、全米5位の名門証券会社であり、今回のリーマン・ブラザーズは4位。(次は半年後に3位か?冗談ですm(_ _)m)
こんなことも為替相場、クロス円はとりあえずの底をうったという材料になるのでは?(パニック、狼狽は後悔するパターンが多いと思いますよ。)

【過去記事】
 2008.09.15
 2008.09.16

2008.09.17 11:30

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テクニカル分析ではなく単なる確認と感想です...

昨日は救済なく驚きました。FOMCの据え置き織り込み度合いも先週から一気に低下。据え置きと利下げがあっという間に逆転してしまいました。

為替相場も、あいかわらずのクロス円主導の激しい動きですね。
先週はじめと終わりに大きく上昇した分、今週に入っての下落が皆さんなんとなく大きく感じているのかもしれませんが、チャート(AUD/JPY、GBP/JPY日足)からは、それまでの下落に比べるとそれほどでもないことが確認できると思います。

レートがなくなるといった意味で、為替と株は異なります。
今はリスク回避で円が選好されてはいますが、これもいつまで続くことか...
日本人なら誰でもわかること、そのあたりの理解度が違うことからか、世界のスタンダードとのギャップを感じます。

  

クロス円代表で、上図豪ドル/円とポンド/円を載せました。
このレベルのAUD/JPYレートは、実に2006年3月27日28日につけた82.08レベルまで遡ります。
ちなみにこのときは、日足下ヒゲ揃い、ダブルボトムで反転し、短期間のうちに100%戻しを達成しました。今回の下落とは規模が違いすぎますが...(7月23日の高値は104.48)
GBP/JPYはすでに192円を下回って、強いサポートが失われた状況ですが、それまでの急降下から比べれば、今のレベルでしぶとく踏みとどまってる感じです。


最後に、現在スワップ派の方々で含み損をかかえていない方はいません。(自分だけではありません(笑))
今は、「昨日のあれだけのビッグニュース(まだ控えているようですが...)でもあの程度か〜」とある意味楽観視しています。底値は未だみえませんが、偶然?クロス円すべてに見られる、以前の安値という大きなサポートで反転を期待し、スワップ派としてはそのときの上昇に乗り遅れないようにしたいものです。

【関連記事】
 急激な円高はの主な原因は...
 円高クライマックス2
 円高クライマックス1

【W2Cメンバーへ】
 ⇒ 高木先生のブログは客観的に見て投資情報ブログNo.1でしょう。以前の記事も読み返してみれば厚みが増します。こういう時期は賞味期限の切れた書籍を読んでもあまり意味がありません。参考にされますこと強くおススメします。

2008.09.16 11:00

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ポンド/円(GBP/JPY)週足チャート 20080915

先週も様々な理由が重なり、ドル/円、クロス円は大きな陰線となりました。
米新規失業保険申請件数、リーマンブラザーズ報道



ただ、今週は逆に週足陽線となる可能性が高いと思われます。

・クロス円代表でGBP/JPY週足チャートを例に、
・先週、先々週と合わせて下ヒゲ2本そろい、
・長ヒゲ&十字線。
・7月最終週から続く陰線は6週を数え(先週は若干の陽線引け)、
・過去チャートパターンからみても、今週は大きな陽線?
・16日(火)FOMC(米)政策金利、17日(水)日銀政策金利、18日(木)スイス政策金利の発表が予定されており、
・特に火曜日、今のところ据え置き予想が大半を占めるFOMCですが、その後の声明文あたりでの転換か、
・リーマンブラザーズ他に対する、米連邦住宅金融局のときと同様の処置、ニュースでの転換か...
・いずれにしても、先週、先々週で、当面の安値は決定した形にみえますがいかがですか?
・大昔2002-2005あたりのボックスもこの辺ですし。

【過去記事】
 2008.07.06
 2008.09.07

2008.09.15 12:00

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★保有ポジ★20080914





___________________________________________________________
20080613- ■ZAR/JPY 13.35 L
20080813- ■ZAR/JPY 13.78 L
20080815- ■ZAR/JPY 13.97 L
20080905- ■AUD/JPY 86.78 L
20080910- ■AUD/JPY 85.88 L
20080911- ■GBP/JPY 197.35 L
___________________________________________________________


詳細

【過去記事】
 2008.08.01
 2008.07.19
 スワップ用ポジション履歴


【W2Cメンバーへ】
 ⇒ 米国他ファンダメンタル分析は、高木先生のブログを参考にしてください。長期戦略立案には必須。
 ⇒ W2Cブログ(l)もリスク管理関連記事を投稿。「FXの勝率は 1/40 !?」もご覧下さい。(公開できないためID,Passが必要です。メールいただければ回答します。)

2008.09.14 0:00

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★新規ポジ★ 豪ドル円買(おまけ:ポンド円買)

日時:2008/09/05
通貨ペア:豪ドル/円
レート:86.78
注文条件:指値
注文金額:x0.3
売買:買

理由)
2008.09.01


日時:2008/09/10
通貨ペア:豪ドル/円
レート:85.88
注文条件:指値
注文金額:0.3
売買:買

理由)
2008.09.08


日時:2008/09/11
通貨ペア:ポンド/円
レート:187.35
注文条件:指値
注文金額:x0.3
売買:買

理由)
2008.08.29
2008.08.25

詳細


【関連記事】
 急激な円高はの主な原因は...
 円高クライマックス2
 円高クライマックス1


※W2Cメンバーの皆様へ
 短期トレード用ストラテジー&ポジについては、ML、mixiコミュをご覧ください。
 最終投資判断は各人の責任において行うようお願いします。

2008.09.13 14:00

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変動率でのドル/円、クロス円データ比較の続き H

下図は、ドル/円、クロス円主要投資通貨ペアの動きを変動率で表示、比較しやすくしたものです。
(単独のチャートでは正当な比較ができないため)

  

・昨年8/17、当時はビックリの円高レベルも、1年以上経過した今、そのレベルを超える通貨ペアがない。
・最大40%を超えていたバラツキも、20%程度に収束。
・逆に3/17からは、依然バラツキ拡大傾向。

【過去記事】
 2008.09.04

2008.09.12 18:00

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【NZ】ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)の行方 20080911

本日早朝、「NZ準備銀行(RBNZ)はオフィシャル・キャッシュレート(=政策金利)を50bp引き下げ7.50%に設定。前回25bpの利下げに続けて2カ月連続となる。」 、 ボラードRBNZ総裁は、「第3四半期はマイナス成長」と発言したらしい。(出所:FX-Wave )

今日現在の各国政策金利を下に示します。ちなみに来週、アメリカ、日本、スイスの金利発表が連続して今月は終了。(南アは来月9日)

リカップリング(サブプライム問題で低迷するアメリカ経済の影響が他国に悪影響を及ぼす)の話題も再浮上しているらしく、ボラードRBNZ総裁発言も「次回利下げあり」にも聞こえますね。


話はとびますが、昨年の10月、あまりの急落97.73(7/24)⇒74.22(8/17))に驚き、そのN計算値と2006年の安値が一致することから、こんな記事(2007.10.19)を書いて短期トレードをされている方にご迷惑をお掛けした?ことを思い出しました。
しかし、かなり時間が経過した今、奇しくも?その忘れられてきたチャートポイントが復活、注目されだしました。(ついこの間まで、NZD/JPYは100円を目指すと考え、外貨預金等されていた方が多いのではないでしょうか。)

前記ファンダメンタルズはかなり悪化傾向のようで、テクニカル的に重要なこの数値を切ってくれば、どこまで行くのか...みないようにしますが、かなり恐ろしい数字が浮上しそうな。

先週末からの記事で、「円高クライマックスはとりあえず終わってます」みたいな意見を書いてきましたが、
「ユーロ、ニュージーランド他が下向きに引っ張り合って、もう一段の下落」というのはあるかもしれませんので、
残りの余裕分はとりあえず置いておくのもよろしいかと。(当方オーストラリア/円、南アランド/円を保有しております。現在合計レバ2.5倍)

【過去記事】
 2008.07.28
 2008.08.13
 2008.08.26

【関連記事】
 2008.09.07
 2008.09.05
 2008.09.04

2008.09.11 13:00

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P.S. 報告


【各国】最近の経済指標、要人発言や報道について...

■ 09/10 10:45
韓国産業銀行と米リーマンブラザーズが交渉を停止。

■ 09/09 17:00 欧州委員発言
・金融混乱は予想より長期化、改善の兆しはほとんどみられず。
・08年下期と09年初めはあまりよくない。
・ユーロ圏インフレはおそらく8月がピーク、石油価格下落で圧力緩和。
・ユーロ圏、2009年の回復・2010年は潜在成長率に沿う成長を期待。

■ 09/08 18:00
・英生産者物価指数は原油価格の下落などにより事前予想を下回る弱い結果に。
・英インフレ圧力の弱まりを受け、BOE(英中銀)に対する利下げ期待が強まる。

■ 09/08 08:00 RBA(豪準備銀行)総裁
・豪CPI伸び率、第3・第4四半期に5%程度でピークに到達へ。
・リセッション(景気後退)とは思わない、低成長は1-2四半期続くと予想。
・金融政策は依然として十分引き締め気味、それが適切。

■ 09/07 米政府
・米連邦住宅金融局(FHFA)、ファニーメイとフレディマックを管理下に置く。

■ 09/05 21:30 
・米雇用統計で失業率(結果:6.1%、予想:5.7%)が予想以上の悪化。

■ 09/04 23:20 
・ユーロはドルや他通貨に対し、依然として実質的に過大評価。

■ 09/04 20:45
・BOE(英中銀)・ECB(欧州中銀)の政策金利は事前予想通り据え置き。

■ 09/04 18:30
・8月南アフリカSACOB景況感指数:90.5、前回の92.8から一段と悪化し2003年9月以来の低水準。
・経常収支(結果:-1644億ZAR、前回:-1947億ZAR)は前回よりは改善されたものの、21ケ月連続でマイナス。
・財政面の悪化が南アフリカランドの重石。

※他原油先物、NY株にも注目のこと...

2008.09.10 13:00

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EUR/USD(ユーロ/ドル)日足チャート テクニカル分析

円高クライマックスは先週金曜日に終わっていると考え、本日はこれも予定通りのダブルボトム(昨日の上げに対する利食い&ドテン新規ロングポジと、木−金安値近辺は値ごろ感からいったんは買われやすいと思われるため。)を形成し、その後はいつものようにレンジ相場に入ると想像しております。クロス円(特にAUD/JPY、ZAR/JPY)ロングをお考えの方は、ポジ構築を検討してみてはいかがでしょうか。
本日は、リスクがありそうに見えて、長い目で見れば一番リスクの少ない”日”になりそうです。  ※補足


ということで、円高関係はもういいとして...
本日は、お問い合わせの多いEUR/USDについてです。テクニカル分析のみですが、参考になれば幸いです。



いまさら言うまでもありませんが、GMMAでみても、投機筋()、長期の投資家()ともに、大きくユーロ売りに動いているのが見て取れます。
いつものように大きなトレンド形成には青が牽引して赤がついていく形は同じですが、
今回はこれまでの急上昇と比較しても、これほど極端な動きは少なく、かなりの混乱・狼狽売りしているようにも見えます。これまで積み上がった(含み益を抱えた)EURロングなだけに、チャートポイントとマルマルをブレイクする毎に加速していくことが予想されます。




図は、EUR/USDの日足チャートをボリンジャーバンド、一目均衡表雲、MACD、DMIを加えたものです。
・ W2Cでは以前7月1.6トライ中あたりのときに、たまたま急落のアナウンスをしました。
・ そのときのかなりの暴論でも、2007年後半から2008年前半続いたレンジ、1.46あたりでいったんのもみ合いになると予想しましたが、現在はすでに1.4割れが目前の状況。
・ こうなると、片方向にバイアスのかかった思い込みは危険ですので、一般的に使われることの多いテクニカル指標のみを参考にします。
・ ボリンジャーバンド:4ヶ月続いたエネルギー充填期間からの爆発。ここまでは一般的な動きだが、先週金曜から再度拡大。
・ ↑より、明日9/10の一目均衡表雲のネジレは加速?
・ MACD:マイナス圏でのデッドクロス示現したところ。現在MACD-MACDsig.の幅は拡大中。このレベルのMACD値は、2005年まで遡る。
・ DMI:トレンド、レンジ判断に用いられるADXは、大きな下落からのレンジを示唆しようとした形跡を残し?再度トレンドを示している状況。

今後の動きは、これら指標の変化に従って動きます。


あとがき...
我々も、これを読んでいただいている皆さんと同じく、実際に自己資金をリスクにさらして日々トレードしておりますので真剣です。相場に向き合う姿勢が、今後の結果をつくると考えております。公表しておりますスワップ用ポジションも実際に毎日監視しておりますのでご安心ください。(自身は行わず、後講釈で持論の優位性を述べる自称プロの方々とは、意見が異なる場合が多々あります。我々は投資行為自体で「メシを食っている人」を尊敬の意味を込めてプロの相場師と呼んでいます。)

【過去記事】
 2008.05.15
 2008.07.10
 2008.07.14
 2008.07.17
 2008.07.24
 2008.08.12
 2008.08.18
 2008.08.20

2008.09.09 15:00

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AUD/JPY(豪ドル/円)日足チャート テクニカル分析 +α



上図は、AUD/JPY(豪ドル/円)日足チャートに一目均衡表、MA200日線乖離率他を加えたもの、2008.09.01のつづきです。

・ 週明け、タイミングよく?米政府系住宅金融機関2社のニュースもあり、ギャップをあけて上昇。
・ ロンドンタイムに入ったが、未だその窓は埋まらずの状況。
・ 一目均衡表雲ネジレからの底予想は少しズレたが、遠からず一応86円台のいいポジションをGET済み。
・ これだけの急降下の後は決まって...
・ なので、ボリンジャーの次のエクスパンジョンを見ながらスワップでもためましょう。(もちろんその前にスクイーズ期間が必要ですが。)
・ 以前の記事で書きましたMA200日線からの乖離率は、相変わらず使えますね。
・ MACDのGC前サイン(反転&sig.幅縮小)と合わせても、次の指値がついて欲しいところです。
・ 気になるテクニカル指標サインもありますが、今は黙殺。
・ これだけの相場でも、すべてのサインが揃うことありませんね。
・ 今回指値は資金管理ルールを守れているかわかりませんのであえてメールしません。
  必要な方はご連絡ください。(有効期限短いと思います。)


【過去記事】
 2008.09.01
 2008.07.09
 2008.06.24 
 2008.05.19

2008.09.08 17:00

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急激な円高(円キャリーの解消!?)はいつも同じパターン...原因は...







ドル/円、クロス円はいつも急落。その原因(理由)をまとめてみました...

■ 金利差
チャートはNZD/JPYの週足。  金利差狙いのクロス円の代表格として挙げました。
赤丸実線:下記理由をすべて含む大きな下落   赤丸点線:正常な調整的要素からなる小さな下落)

図で表示された期間中だけをみても、日本との金利差は最低時でも6.5%と極めて大きく、もちろんこの金利差は世界中どこで売り買いしても同じ、JPYを売ってNZDを買う行為自体に付帯するため、皆NZD/JPYのロングは、なるべく長い期間の保有を望みます。

逆にNZD/JPYのショートは日々スワップを払うというのも全世界共通。
従って、このショートポジションはなるべく短期間のうちに処分(途転)しなければなりません。(為替差益ののっていないマイナススワップのポジションを保有し続ける...シンドイのはプロも素人も当然関係ありません。)

これが金利差の大きい通貨ペアのチャートが「ダラダラと上昇しドカンと急落」という形になる理由です。


■ バーゲンセール
ちょうどいいデータがありました。  某大手FX専業の業者が提示している、顧客の売買比率推移を示したデータです。(必要な方はメール頂ければ案内します)

そのデータ内GBP/JPYの売買バランスを例に挙げると、7/24に買いもちが 61.8%→72.4% と一日で10%以上も跳ね上がっているのが見て取れます。
その両日のチャートを見ると。。。その日は7/23の最近の高値をつけた次の日で、大きな陰線が示現しています。
つまり、じりじり上昇していくGBP/JPYに乗り遅れた人が、大きな下落を押し目のチャンスと考え、値ごろ感で飛び乗ったように推察されます。

その後も急落するレートと相反するように、GBP/JPY(日本人)のロングポジションが積み上がっていく様子も、きれいな逆相関として確認できます。

このバーゲンセールにも似た建玉、軽いポジションが、次に紹介するストップハンティングの格好のターゲットになるのです。

振り返れば、2006年の為替相場からそんな感じでした。
円さえ売っておけば誰でも儲かるという、今振り返れば円キャリートレードの最盛期でしたが。。。
これは、キモノトレーダー(FXに目覚めた日本人投資家の総称)によるバーゲンセールによるものでした。
当時を思い出すと、その動きはリスク管理を考えること自体バカバカしくなるほどで、『そろそろ調整売りがはいるぞ』と注意する感覚が徐々に薄れていったことを憶えています。


■ ロスカット
パニックによると思われる、通常売りたくない局面での「投売り」と、ハイレバによる資金不足、+追証振込みが間に合わないために起こるロスカット。

最悪なのは、そのロスカットによるレートの急落が、次のロスカットを引き起こすという悪循環で、
これにより想定外の急落が産み出されることです。

まともな?投資家達はこれをケアするために、必要以上にレバレッジを抑えることを余儀なくされました。(=資金効率の劣化を意味します。)

ストップを入れないのであれば、各通貨ペア毎、あるいは任意の期間から計算されたボラティリティ(変動幅・偏差)により設定された、適正なレバレッジ内に抑えるべきです。
カーブフィッティングによる安易なシストレに走るのは、少なくともこういった基本的な知識を身につけた後ではないでしょうか。


■ ストップハンティング
ストップをつけ合うのが今の相場。クロス円をハイレバでロングしている高値掴みのポジションなどは、まさに鴨ネギ以外の何ものでもありません。含み損が積み上がるに従い、その対応策は減少して行き、最後は「祈る」という方法以外なくなっていくのですから。

もちろんストップをつけに行く作業自体が、大相場の最終局面での順張りになりますので、つけ損なうと逆にしっぺ返しを食らいます。オプションの防戦売り(買い)もそのひとつ。

各通貨ペアで重要なチャートポイントがブレイクすると、大きく一方向に進むのは、この逆指値(ストップや順張りのポジションメイク、途転)が集中しているせい。
大きな資金(力)を持つファンド勢がこれを狙うのは至極当然。
これは為替相場の規模が大きすぎるため(3兆ドル/日?)でもあります。


■ シストレ
インフラの整備により世界中でシステムトレード(フルオート含む)が主流となりつつあります。
これ自体がクロス円の動きの直接の原因とは言いきれませんが、一昔前までの、人間の感情だけが相場に大きな影響を与えていた時代とは明らかに違うと思います。(10年前のワークステーションは今のパソコン以下。携帯電話も100人に1人でした。スピードが速いので麻痺しがちですが、ブロードバンドやITバブル崩壊は、最近の出来事ですね。)

システムの稼動が、スイングの振幅や周期を大きくしているということも考えられるのではないでしょうか。
または、今の流行がそういったシステムプログラムに傾倒しているのかも。


■ にわかトウキカの増大
FX業者の過剰サービス(過渡競争⇒自然淘汰へ)により、急激な動きに合わせたスキャルピングがブームとなっているようです。

FX情報商材などでその方法を指南され、日々多くのにわか投機家(トレーダー?)が輩出されているものと思われます。

スキャル自体、勝率は極めて高く、一見テッパンにみえますが。。。
それの是非は賛否両論分かれるところですね。効率が悪く、実は比較的リスクも高め。
長く続けることが困難で、職人技的な要素を含み、万人に向かないのも事実。

これが急落中の加速効果に一役買っているのは確実ですが。(笑)


上記仮説は正しく、先週末すでに終わっていると考えたいところですね。


【過去記事】
 FXで破産する人が、なぜこんなにも多いのだろうか? 2/2
 FXで破産する人が、なぜこんなにも多いのだろうか? 1/2

2008.09.07 13:00

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タグ:AUD GBP USD EUR ZAR

円高クライマックスの一般的?なシナリオ ...つづき

2008.09.05のつづきです。


昨夜の雇用統計の初動は、いつも以上にビビリましたね。状況が状況だけに。。。
AUD/JPY85円割れるかとヒヤヒヤもんでした。(ストップの位置自慢させてください。もちろん偶然ですが...)


下図はクロス円代表としてGBP/JPY時間足チャートです。(ちなみに200円割れは、つい最近の先週木曜やったんですね。202.5ショートの利食い早すぎました。)



木曜日の大相場(193.67-186.15)に対する半値戻しが、昨夜見られましたので、世界の皆さん方も、とりあえずの底は確認したと考えるのではないでしょうか。(欲を言えば62%まで戻してくれればもっと確度が上がるのですが。)


いつものように(↓過去記事参照)、来週早々起こるであろう次の下げが、今回大相場底値GETのラストチャンスと考えます。
(それまでの急落要因に投機的な円ロングが混ざる以上、いつもこの形になりますね。その他理由も。)


クロス円各通貨ペアの結構強いチャートポイントがかさなってましたので、やはり。。。といった感じです。

週末の大きな2つのリスク要因となっていたものがおわりましたので、再度スワップ用ポジションメイクを考えます。
上でつかまってない強みです。前回と違い今回の指値レートは、精度がすこしあがる予定です。(笑)

【過去記事】
 2007.08.17
 2008.03.17

2008.09.06 14:00

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タグ:GBP AUD USD EUR NZD

円高クライマックスの一般的?なシナリオ

以前から待ち望んでいたナイアガラ?ですが、今回はいつもにも増して激しいですね。
すでに多くのロスカットを巻き込んだような形状です。(上でつかまっている方々も多いでしょう。)


投機筋の便乗円ロングがありますから、どこかで(もしかして今日?)反発があるのはわかるのですが、下図をみても、これ以上の下落は、長期間にわたる円キャリートレードのトレンドを崩しかねないものですから、なかなか手出しできないのが現状です。

  
(左:AUD/JPY週足)     (右:EUR/JPY週足)

    
(左:NZD/JPY週足)     (中:GBP/JPY週足)     (右:ナイアガラの滝)

図は、年間のBP*0.5とフィボナッチ61.8%で囲われた部分が網掛けになっているものです。
AUD、EURに関してはそれに近いレベル、NZD、GBPはすでに割り込んだ状況です。

図にはありませんが、円キャリーポジの目安となるMA200日線からの乖離がすでに10%に到達しているので、どうしても大底がとりたいという方はいってもいいのではないでしょうか。



ついでに同形式の、ドル/円日足とユーロ/ドル週足チャートも載せときます。
  


【過去記事】
 ■GBP
 2008.08.29
 2008.08.25
 ■AUD
 2008.07.09
 ■EUR
 2008.07.14
 ■NZ
 2008.08.26
 2008.07.28

 ■過去大底日の記事(形状参照)
 2007.08.17
 2008.03.17

2008.09.05 13:00

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タグ:EUR AUD GBP USD NZD ZAR

変動率でのドル/円、クロス円データ比較の続き G

下図は、ドル/円、クロス円主要投資通貨ペアの動きを変動率で表示、比較しやすくしたものです。
(単独のチャートでは正当な比較ができないため)

  


■2007.8.17〜
  CHF >= EUR > USD >= CAD >= NZD >> ZAR >> GBP


■2008.3.17〜
  ZAR >> USD >> CAD > EUR >= CHF > GBP > NZD

たまには強弱確認しておかないと...

今のところ、
昨年8/17レートを下回ってない通貨ペアは CHF/JPY とEUR/JPY 。
逆に3/17レートを下回っているのは NZD/JPY と GBP/JPY です。

【過去記事】
 2008.08.11

2008.09.04 15:00

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ドル/円のテクニカル短期・中期チャートポイント




113.28(2007年6月以降高値-安値の61.8%戻し)
110.67(8月15日高値)
110.29(8月25日高値)
109.93(2007年6月以降高値-安値の半値)
108.97(基準線)
108.96(転換線)

 108.90円(9月3日13:30)

108.12(MA52週)
107.62(9月1日下値)
106.55(200日移動平均線)
106.37(一目雲上限)
105.67(一目雲下限)
105.38(MA26週線)
103.77(7月15日下値)
103.70(95.77 と108.59 の上値からの38.2%落ち)
102.20(95.77 と108.59 の半値)


【過去記事】
 2008.08.21
 2008.08.20

2008.09.03 13:30

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南アランドが円に対して他ほど下げないのは何故ですか?

バクッとしてますが、考えられる理由の中で、特に大きいのは、本年はじめの下げに起因していると考えています。
後付と思われるかもしれませんが、以前からランドの下げは異常すぎ!で、今回のような相場の力関係に向かっていくのでは。。。と考えてました。 (http://w2c.seesaa.net/article/104862619.html


為替相場なので、その相場の最終局面では、やはり均衡点(通貨ペアそれぞれの落ち着く自然な?レート。色々なインデックスで推し測るしかないレート。購買力平価などその好例)に収束していくのかも。


ランド円は、本年はじめ当時、狩猟民族?達からみれば、ストップを付け易く見えたのでしょうね。
当然そのポジションは、どの通貨と比較してもマイナススワップですので、今の流れは、「腹いっぱいになった狩人(笑)」の自然な巻き戻しと見てもいいのではないでしょうか。

クロス円につられている分、相殺されて上昇しないのだと考えています。
最大の懸念材料はこれですね。
もうそろそろ落ち着くはずなのですが。。。

昔の記事ですが、2007.12.06に少し詳しく書いてます。


逆に これは南アの魅力のひとつですね。

他にも、
 ・他の通貨に比べて「利下げ観測が薄いから」や、
 ・他の高金利通貨からの乗り換えがあるって云う話もあるそうですね。
  出所:mixi内W2CコミュTai w/ Reason 3.0さんより


私も新たなスワップポジを狙ってますので、今の円高相場は若干喜んでおります。(ショートの短期戦略もワークしますし。) ただ、ほとんどのスクエアでない円ショートポジ保有の投資家は、苦しいでしょうね。今回は、前回までの教訓を活かそうと思います。

いつものように、W2クラブの方々は、こちらこちらをクリックしてください。宜しくお願い致します。

2008.09.02 13:00

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タグ:南ア ZAR

AUD/JPY(豪ドル/円)日足チャート テクニカル分析







・AUD/JPY日足チャート(+テクニカル指標多数)
・ここまでは以前想定した範囲の動きで、AUD/JPYロングスワップ用ポジションを狙うものとしてはうれしい展開。
・しかし、ファンダメンタルズ悪化、テクニカル的にも長期MA線の傾きが久々に下降に転じているため、要注意。
・値ごろ感や、トレンド系の指標では、もうすでに買いサイン点灯なのだが。。。
・もう少し下げると本年3月以降とったロングの投げやロスカットがあると思われるため、静観。
・慌てる必要は全くないので、赤縦線9/8あたりで底をうつか、加速するか。
・重要なチャートポイントとの関係を見極めながら、クライマックス後のダブルボトム、あるいは2番底でポジションメイクを狙う。

【過去記事】
 2008.07.09
 2008.06.24 
 2008.05.19

2008.09.01 15:00

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