トレード手法を選択するための指針のつづき...
トレードに慣れ、相場の値動きに特徴があることがわかってくる
(チャートが読めてくる)と、次に指すのが完全自動売買。
多くの人たちが、金のなる木、聖杯を夢見ます。
(かくいう私もその一人です(^^;)しかし、、、
完全にコンピューターにトレードを任せてしまった場合の問題点を了承しておくことが必要です。
ひとつめは、以前にも紹介した「
自動売買ソフトに注文を代行させるリスク」 です。
@業者サーバー x Aプロバイダー x B物理的な接続環境 x C自身のPC x D売買用アプリケーションソフト x E売買プログラム
上記構成要素がすべて掛け算であること、つまり「0(ゼロ)」がたたない、常に安定稼動していることが絶対条件となることにあります。
ふたつめは、
コンピューター任せのトレードを継続することにより、トレード回数/キャリアに比して向上するはずのトレードスキルが、思うように向上しないことがあると考えます。
確かに、誰かに言われたから、最初から諦めるようなトレーダーよりも、完全自動売買の聖杯に挑む気持ち、探究心は重要だと思います。
が、無駄になるかもしれない、それに掛ける時間と情熱も含めて、
それによる弊害を理解してからの方がよさそうです。
それ以前に、そもそも基本的なトレード手法を使いこなすレベルにまず到達しなければ、
自動売買システムのベースとなるロジックを組むことすら困難で、
それが出来て初めてシステムの能力を最大限に利用することができるのでしょう。
2009.11.22
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