しかし実際の社会生活に影響してくるまでのタイムラグは3ヶ月程度ありますので、
現状ではまだ、投資家でない方々にはそう感じられないかもしれません。
図は昨年8月(チャイナショック)からの、1万ドル0.2lot設定における W2C-Dixie の資産増減曲線です。

チャイナショックを含め、ほぼ垂直に資産を削られているシーンが 3箇所 確認できると思います。 それが、1/29 マイナス金利導入 と 今週の相場によるものです。
これまでの相場でももちろんこのようなシーンは散見しましたが、
数日間という短期間で、大きく上げて、その後更に短期間でその倍も下げるような相場は、
こういった政府の介入による相場の特徴です。
ちなみに中央銀行がコントロールしようと思ってもそれが叶わないことは、昨年のスイスがあらためて証明しております。
通常の相場であれば、自律反発(急激に大きく動いた時にはその30%〜50%程度の利食い、すなわち反対の売買が入る)があるはずなのですが、
現在は、初動が愚策によるもの、そしてその失敗に対するリカバリーであるはずの ”口先、あるいは実弾介入” が出来ない状況です。 参照: アメリカに通貨通貨政策を監視→ http://goo.gl/eUumF9 (為替操作国認定ではない)
本来相場というのは、参加者の心理により、理にかなった力学に基づいて動くのが通常ですが、上記の様に現状はそういった状況ではありません。
トレードロジックと売買ルールは、上記前者により設計するものであり、後者のようなイレギュラーなシーンで作成することは自殺行為に等しく、実行することはできません。
したがって我々は、今の相場つきに左右され一喜一憂することはいたしません。
そのことにより、多くの退場者を見てきた我々は、これまで10年以上に渡りワークしてきた統計データを支持します。
ただしもちろんこの考え方を押し付けるものではございませんので、
EAレンタル会員の皆様におかれましては、EAポートフォリオの一部、あるいは全部を止めるご決断を阻害するものではございません。
お気軽に申し付けください。
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2016.04.30






