銀行に預けておけば、安心だと考える方もまだ多いと思いますが、手持ちの金融資産が円預金だけというような場合、本当に安心といえるのでしょうか。
実はお金の総量は変わらなくても、お金の価値が下がってしまう、そんな話があります。
それがインフレーションです。
インフレーション(インフレ)とはモノやサービスの値段の上昇により、相対的にお金の価値が下がることを言います。
インフレは主として2つの現象により起こるといわれています。
ひとつは、好景気により企業の業績が良くなり、従業員へのボーナスや給料が増え、ここでは従業員≒消費者のお金が増えることにより消費が増え、高くてもモノが売れるようになります。供給量に対して需要が上回る場合が極端な例です。
このような現象からモノの値段が上がっていくのです。
ふたつ目は、エネルギーや原材料価格の高騰により、モノの値段に転嫁せざるを得ないパターンです。
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