将来のことを織り込もうとする動き

相場に参加しニュース等に注目していると「織り込み」済みという言葉をよく目にします。
相場には、将来のことを織り込もうとする働き(ディスカウント・メカニズム)があります。
参加者(投資家)が近未来起こることを様々なニュースから予見し、それをもとに売買行動をとるからです。

経済指標発表や要人発言など、発表後にレートが結果と逆の動きとなることが多いのは、この織り込み度合いが原因です。
= 噂で買い、事実で売る (Buy the rumor, sell the fact)

ex. 20081122 FX-Wave News
フェデラル・ファンド(FF)先物は織込み度が低下。株式市場が反発したこともあり、12月FOMCでの75bp利下げの織込み度は32.0%から22.0%に低下している。(注;織り込み度のパーセンテージ表示は、先物での数字)

FF先物08年12月限 0.440% 前日比+0.050%
高値 0.495%
安値 0.395%
1.00%据え置きとする織り込み度 0.0%
0.75%とする利下げ織り込み度  0.0%
0.50%とする利下げ織り込み度  78.0%
0.25%とする利下げ織り込み度  22.0%

FF先物09年01月限 0.445% 前日比+0.025
高値 0.490%
安値 0.420%
1.00%据え置きとする織り込み度 0.0%
0.75%とする利下げ織り込み度  3.1%
0.50%とする利下げ織り込み度  75.8%
0.25%とする利下げ織り込み度  21.1%

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