金利据置きは濃厚で、国債買い入れ額に注目とのこと。
【前回FOMC記事】20090716 出所:GI24
FOMC議事要旨公表でドル円は買いが一服。米国株高を受けたクロス円の買いにつれて円売り・ドル買いが出て3時前に94.45円と本日高値を付けた。米連邦準備理事会(FRB)は15日、6月23-24日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表。「経済成長のリスクは4月以降幾分低下している」としながらも、「今年失業率は10%超える可能性がある」「大方の委員が経済は弱く、もろい状態にあるとみなしている」「2009年後半の経済成長は、比較的緩やかなものとなりそう」などと米経済に対しては引き続き慎重な見方も同時に示された。米国債に関しては「国債の追加購入で経済やインフレ期待への影響は不透明」との見方が示されたが、米国債利回りの反応は限られている。いったん材料出尽くしとしてやや売られる場面が見られたが、米国株相場が堅調に推移しているため売りは一時的だった。3時27分時点では94.35-38円で取引されている。
2009.08.12 22:00
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