アセットアプローチ説

第二次オイルショック以降、産油国が大幅な原油値上げによって手にした巨額のオイル・マネーを使って海外市場で債権・株式に投資してきたために、急激な為替相場の変動が起こり始めたことから生まれた手法です。

人々が持つ金融資産の外貨建て比率や保有高が、通貨の需給関係に影響を及ぼし、それによって為替相場は決定されるというものです。

経常収支の黒字・赤字という資金の動きの現象ではなく、資産としてのストックを重視していることが、従来の理論とは異なる点です。当時OPEC諸国の累積余剰資金は3000億ドル以上にも達していたので、その影響は大きなものでした。


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