W2C-Clipper「クリッパー【FX自動売買ソフト探しからの解放】MT4資産運用システム」... 9/

W2C-Clipper「クリッパー【FX自動売買ソフト探しからの解放】MT4資産運用システム」... 8/
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【W2C-Clipper リミット値について】



上は2007年8月からのドル/円日足チャートです。
複数回の介入による急上昇はありますが、2011年の相場が過去に例を見ない、如何にボラティリティの小さいものであったのかがわかります。

W2C-Clipperの発売後(2010.12.10〜)いきなりこのような相場にみまわれたため、振り返れば当方ライブ口座もリスクを抑え過ぎてしまっていたようで、当初期待した運用率とはほど遠い結果となってしまいました。 ※もちろん終わってみないとわからないのですが...
クレームではありませんが、ユーザーの皆様からもこの辺りの改善要望を頂くことがあります。



本記事は、W2C-Clipperのリミット値に関して、その設計方針とマージンのご報告です。
とともに、前記改善要望についての見解を述べさせて頂きます。
また予想は無意味かもしれませんが、「このような相場が続くことはない」ということへの反論も少ないことでしょう。



■ 設計方針とマージンについての報告
ナンピン+マーチンゲールEAはエントリー条件に過度にこだわらないことからも、最も決定し易いパラメーターがリミットとなろうかと思います。
下にその決定プロセスについての概要を示します。

リミット vs. 総利益  リミット vs. Trade数

上左図はW2C-Clipperにおいて、リミット値を横軸に、総利益を縦軸に、それぞれ特徴的な各相場において観測したものです。同時にトレード数との関係も右に示しました。 テスト条件は、1万ドル0.03ロットスタート(スタンダード設定)、テスト時のスプレッドは2.2pips、過去データはFXDDより

 ・まず2009年(緑▲)を典型的な相場と仮定すると、総利益はリミット値30pipsを境に4000pips前後で頭打ちとなりサチっている。
 ・また同様に15pips以下では急激に総利益が低下している。
 ・これに関して補足すると、取引回数に比例して、バックテストでは言及できないスプレッドの拡大やスリッページのリスクが増大することから、
 ・また、利益に対するスプレッド(=手数料)の比率が高いことからも、15pips以下のリミット設計は、ここに示すよりもさらに大きな、実運用でのパフォーマンス低下を招くと予想される。
 ・前出の過去最低のボラで終わった2011年(橙◆)では、総利益が相対的に少な過ぎることからも、この点に関しての有意差は見られなかった。
 ・逆に、リミットの上限は、2008年(青■)のような相場で決めることができる。
 ・30pipsまでは、リミット値に比例して上昇した総利益が、45pipsを境に減少する。
 ・当然リミット値が大きくなると取引回数も低下するため、統計学的な見地からもこれ以上の値は選択できない。



リミット vs. 最大D.D.  リミット vs. P.F.

補足として、リミット値を横軸に、最大DDを縦軸にとったもの(左図)、PFとの関係を右図に示します。

 ・2011年度には観測できないが、前記だけでなく最大DDとの関係からも大きなリミット値が選択できないことがわかる。
 ・これは、リミット値とナンピン解消のために必要となる 戻り/押し目 の手前 下落/上昇に対する比率 が相対的に大きくなるためである。
 ・最後にリミットとPFとの関係は、リミット値に比例して上昇、30pips以上で頭打ちとなる。2011年度はそのまま上昇傾向をたどっているが、その値の異常さからも、また上図からもわかるように総利益が極端に少ないため、その傾向を議論するに至らない。



以上から、
 ・「リミットを小さくコツコツ利確するのがいいのではないか?」という問いに対する回答とします。
 ・具体的には、25pips以下、45pips以上の初手リミット設定値は、データから選択できないという結論に至りました。
 ・これは、言い換えれば W2C-Clipperのリミット設計値には、その前後に大きなマージンを有するということを示します。




■ リミット値やナンピンロット係数を、その時のボラティリティやテクニカル指標で決定すると...
リスク管理が極めて難しくなることは、一定期間本タイプEAを使ったユーザーであれば容易に想像できるかと思います。
相場の怖さを体験したキャリアのある投資家は、自由度が無くロジックが不明確な、自身でコントロールできない自動売買ソフトを敬遠する傾向にあるものです。

繰り返しになりますがW2C-Clipperの最大の特徴は、その不確定な未来の相場に対して、自身で取り得るリスクをあらかじめ覚悟/決定し臨むことができる点にあります。

ストップやナンピンが、いつどのようなタイミングで、また何ロットで発動するのかわからないような設計では、実運用には向かないと考えます。確率的にその半分がそうであろう初手決済の比率を上げるための努力が、資金管理を困難にするのであれば、それは本末転倒だからです。


W2C-Clipper「クリッパー【FX自動売買ソフト探しからの解放】MT4資産運用システム」... 10/
 に続く...



2012.01.16




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