これを下の例で、わかり易く解説します。
最初)
・ドル円のレートが125円のとき、
・証拠金100万円を元に、8万ドル(=1000万円)買い
・この時のレバレッジは 10倍で、証拠金使用率(MR)は50%
ドル円レートが123円に下落)
・買った8万ドルの価値が、円換算で984万円にダウン
・同時に口座清算価値(≒証拠金)も84万円にダウン
・レバレッジは、984÷84 ≒ 12 倍、MRは59%に
ドル円レートが121円に下落)
・買った8万ドルの価値が、円換算で968万円にダウン
・同時に口座清算価値(≒証拠金)も68万円にダウン
・レバレッジは、968÷68 ≒ 14 倍、MRは71%に
ドル円レートが119円に下落)
・買った8万ドルの価値が、円換算で952万円にダウン
・同時に口座清算価値(≒証拠金)も52万円にダウン
・レバレッジは、952÷52 ≒ 18 倍、MRは92%に
ドル円レートが117円に下落)
・買った8万ドルの価値が、円換算で936万円にダウン
・同時に口座清算価値(≒証拠金)も36万円にダウン
・レバレッジは、936÷36 ≒ 26 倍、MRは130%に
ドル円レートが115円に下落)
・買った8万ドルの価値が、円換算で920万円にダウン
・同時に口座清算価値(≒証拠金)も20万円にダウン
・レバレッジは、920÷20 ≒ 46 倍、MRは230%に
MRは、レートが2円落ちるごとに、
50% → 59% → 71% → 92% →130% →230%
と加速的に大きくなり、200%のマージンコールの水準にまで到達します。
ここまでくると ロスカット(500%)にわずか「1.5円の下落」で到達してしまいます。
イメージ図からもわかりますように、
最初は100万円で1000万円を支えていたものが、
レートが125円から115円へと10円落ちることによって、
最終的に20万円で920万円を支えなければならない状態になります。
分母(証拠金)が1/5になっているにもかかわらず、分子はほとんど変わらないことに起因します。
上記は、FXにおけるリスク管理の重要性を示しており、
通常レバレッジを低めに抑える、あるいは損切りを覚悟した上で短期トレードで利ザヤを稼ぐことにより回避します。
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