よくある失敗例 5

ドル買いのポジションを持ったあと、米国経済にとって有利な経済指標が発表されたにもかかわらず、逆にドルは下げ続けてしまった。

⇒ いくつかのルール違反があります。

レートが大きく動くことが予測される経済指標(特に米国)発表前にポジションをとる場合は、必ず降りる(ストップ)ポジションも同時に決めておかなければいけません。
言い換えれば、ストップを入れるチャートポイントが明確でなければ、発表前のポジション構築※は控えるべきです。
  
  ※指標発表時に長期スタンスのポジション構築を狙うのであれば別ですが...
   スキャルピングのつもりであれば通常発表後に参戦します。

ストップは指標の重要度(ボラティリティ)で「離し具合」を決定しますので、当然ですが前記重要度に比例してリスクも大きくなります。(レバレッジでコントロール)

表題に戻って、
「米国にとって有利な経済指標発表」というのは、各社の出す予想数値の平均値に対してのものであって、絶対的なものではありません。
前回発表の数値を修正し、そちらに「より」反応したり、値に関係なくマーケットの思惑が既に下に向いている可能性もあります。このような場合には、どれほど米国にとって有利な値が出たとしてもレートは下げ続けます。テクニカル主導、ストップハンティングの場合も同様です。

指標発表前に立てたストラテジーや、発表の良し悪しにこだわってはいけません。「正しいのは常にマーケット」ですから。



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