【米国】FOMC声明文について

注目のFOMC政策金利は、事前予想では0.25%と見る向きが多かったが、0.5%の利下げ「4.75%」に。
声明文※1 ではインフレリスクに言及しながらも、景気減速のほうを懸念していると見受けられ、その場合次回発表(10/31 27:15予定)での利上げの選択肢はなく、逆に金利先物市場は現時点で次回の0.25%の利下げ確率を80%ほど織り込んできている。

※1
・政策金利は全会一致で決定
・今回の措置は金融市場の混乱から経済への悪影響を未然に防ぎ成長を促進するためのもの
・金融市場動向は経済見通しをめぐり不透明性を増した
・住宅市場の深刻化は成長を抑制する可能性あり
・金融市場のタイト化は住宅市場の悪化を助長する
・FRBは影響を引き続き物価情勢を注意深く監視
・物価安定と経済成長促進に向け必要に応じて行動
・コアインフレ指標はやや改善した、一部インフレリスクが残る
・厳しいクレジット状況、住宅市場の調整を進め成長を抑制する可能性

_________
 NY-CLOSE
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
USD J 116.05 △ 96
EUR J 162.29 △268
GBP J 233.62 △405
AUD J 98.94 △301
CAD J 114.52 △253
NZD J 84.32 △299
ZAR J 16.27 △ 32
EUR U 1.3981 △115
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

P.S.
ついでに、(ドルペッグ制※2を採る)「香港」政策金利も0.5%引き下げられ6.25%に!

2007.09.19 9:00


※2
ドルペッグ制とは、自国の貨幣相場をドルと連動させるもの。他国の通貨を自国の通貨の価値と連動させるペッグ制を採る多くの国がドルと連動させるためこの語が生まれた。デメリットとしては、アメリカの金利政策の影響をもろにうけるということである。そのほかに、幾つかの国の通貨の平均をとるバスケット制というものもある。




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