ドル円(USD/JPY)の超長期的な分析

ドル円の長期的な分析を、2003年からの週足チャートを用いて行った。

トレンドラインとチャネルラインの引き方には、描く人によって多少の差はあると思うが、
大きくは外れていないものとして説明を続ける。




2004年末と2005年頭につけた101円台を境にダウントレンドは一転、
簡単の為、2006年5月 G7ショックでつけた安値を基点として見た場合、ダウ理論※ で言うところの「アップトレンド」を形成。

@BD番と3度の高値更新と、AC番の2回の安値切り上げを示現。

現在は逆に、安値の更新と高値の切り下げをそれぞれ1度つけた付近にいる。


 ※ダウの定義によると連続する高値安値のそれぞれがその前の高値安値より上である限り、
  アップ・トレンドが存在するとされています。
  ダウン・トレンドはその逆になります。
  これがトレンドの基本的な定義であり、すべてのトレンド解析の基本となります。



今がアップトレンドのオーバーシュート部分であるという見方もできなくもないが、
青線のように、ダブルボトムをつけて再びアップトレンドに戻るのか、
または、再び緑線のように安値(8/17:111.60)を更新して行くのか微妙なところに位置している。



従って、ドル円の長期用ロングポジションを構築する時期ではないと考えている。

もちろんいつもそうだがレンジで短期トレードを繰り返すのはOKかと...


以上、長期に渡る分析ですので、W2C事務局の独り言ぐらいのつもりでとどめておいてください。いつものことですが投資は自己責任で宜しくお願い致します。


 注)決して円高になると予想しているのではなく、
   この数年、売られ過ぎていた円が少しだけ(買い)戻されているだけで、
   円が運用先として積極的に選好されているわけではないと考えている。
   (ファンダメンタルズは逆と、個人的には考えています。)



USD/JPY 月足チャート&フィボナッチ


2007.10.25 17:30


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