週間為替レート 20071105

先週はFOMC金利0.25%利下げを筆頭にアメリカ経済指標が多く、GDP・雇用統計とアナリストの予想を上回ったにも関わらずドルは売られました。

特に原油価格が最高値更新を続け資源価格高騰の恩恵を受ける、カナダドル・オーストラリアドル・南アランドは今年の高値を更新。
ユーロ/ドルもユーロ導入以来の最高値をさらに更新し、主軸通貨ドルからユーロへの流れはまだ続いている。

またNYダウはじめ世界の株価が上昇しリスク許容度の拡大傾向から円売り安心感も出ていたが、メリルリンチに続きシティグループもサブプライム住宅ローン問題に絡む追加的な評価損が発覚し、プリンス会長兼CEOが辞任に追い込まれる事態となり金融株は軒並み下落しクロス円は乱高下しながら週末を迎えた。



今週はアメリカに目立った指標は無く、水曜日のRBA・木曜日のBOE、ECBに注目が集まると思われる。
オーストラリアは既に利上げ予想が出ている為、米豪間の金利差拡大。
ユーロ・ポンドは今のところ据え置き予想だが。

ただし、金利差が注目されるのは相場が安定している時であり、サブプライム問題による金融不安再燃、世界同時株安等になればリスク軽減の為、円買いが入る可能性も捨て切れず、
もっともリスク軽減以外で円が好まれる理由も無く、8月の時ほど円売りも溜まっていないため大幅な円独歩高も考えにくいだろう。

その他の要因では、ECB金利発表の後に予定されているトリシェ総裁講演に注意したい。
前回ワシントンG7でユーロ高懸念・ドル安懸念が表明されなかった事で、「欧州当局のユーロ高容認姿勢と認識された事でその後のユーロ最高値更新に繋がった」、だがその姿勢に反発を強める向きも多く事実ユーロロングポジションもかなり溜まってきているので、彼の発言如何では大きな動きになる可能性もある為関心を集めている。

また、トルコ軍がイラク領内のクルド人拠点への空爆を開始したことや、米政府のイラン制裁強化措置の発表等を背景に、NY原油価格は最高値を更新し続けている流れが今週も継続されるのか。
カナダドル・オーストラリアドル・南アランドは大きく影響されるだろう。
地政学リスクの高まりでスイスフランもドルからの資金移動が進んでいる。


2007.11.05 12:00



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