カナダ円についての中期テクニカル分析



CAD/JPYは前回、年末2007.12.26記事で書きました雲のねじれで見事に転換し、その他クロス円と共に大幅下落となりました。(あらためて一目均衡表ってスゴイと思いました(笑))



上図は2005年末から続く緩やかなアップトレンドがよくわかるよう遡ること3年分の週足チャートを記載しました。

前記緩やかなアップトレンドのトレンドラインとチャネルラインを仮にと表記します。
同様に、2007年3月6日(中国発1回目の世界同時株安終了日)からのソレを、2007年11月高値125.50からのダウントレンドをと表記します。※Cのみ下線がチャネルラインとなります

また、下図はその拡大図(1年分の日足チャート)です。



現在、MA75日線(112.53)とMA200日線(112.77)がほぼ同じ値 = 本日デッドクロスしたばかり。

赤丸で囲った点は、チャネルラインとトレンドラインが交わり、なおかつ実体とMA75日線も向かっている重要ポイントと思われる点です。


で、ここからの動きですが下記@〜Bのパターンを予測します。

@ 週足チャートの青線のように、上記重要ポイントを上抜けてトレンドラインに回帰し、強いアップトレンドとなるのか、

A 灰線のように上記重要ポイントで跳ね返されるものの、緩やかな長期アップトレンドのトレンドラインにサポートされる形で推移するのか、   または最悪のシナリオ...

B 緑線のように'07年5月−'07年12月の長期に渡りからはみ出した部分の調整が90円台前半までされるのか。(=豪ドル円の長期チャートで同様の現象が見られます。)


ちなみに今のところ、週足チャートのスローストキャスティクス(13)と、日足チャートのMACD(12-26)については共に上昇を示唆しています。


当然ですがマーケット予想は、刻々と多様なファクターにより変化しますので、思い込みは厳禁、常に柔軟に対応することが求められます。
その都度上記@〜Bそれぞれ動きに合ったトレードを心がけてください。
※ただし低レバのスワップポジについては長期上昇予想に変更はありません。


2008.01.29 15:00



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