昨年、2007年8月17日を基点にし、そこからの変動率をドル/円、主要クロス円通貨ペアについて比較しました。
順位 ペア 変動率
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1位 CHF/JPY 4.54 %
2位 AUD/JPY 2.45 %
3位 EUR/JPY 0.86 %
4位 NZD/JPY 0.42 %
5位 CAD/JPY -4.68 %
6位 GBP/JPY -11.51 %
7位 USD/JPY -12.79 %
8位 ZAR/JPY -24.45 %
一目瞭然、ランド/円の弱さが際立っています。
ランド/円は、年末(12/27)までは第3位の強さを誇っていたのですが、その後2ヶ月で強烈に売られ続けました。
もともと規模や性格上変動率の大きい通貨ペアであることは承知していましたが、一方的にここまで急落すると永遠に落ち続けるのではないかという錯覚を起こしそうになります。
理由については下に示した過去記事の考えに変わりはありません。
変動率のみをとって分析すると、
・すでに昨年の安値から24%以上下落しているということ。
・本年ここまでの高値-安値でもすでに27%変動していること。
ZAR/JPYの過去変動率をみても、そろそろ行き過ぎ感が漂うころだと考えます。
ドル/円の100円割れ、ポンド/円の200円割れといったイベントは残されているようにも見えますが、ここからの値幅は限定的でしょう。さすがに...これまでと同じように輪をかけて連れ安とはならないと...(合掌)
■過去記事
→ ランド/円「今回17.73円〜」「2006年19.74円〜」「2001年15.55円〜」比較
→ レバレッジ管理の大切さを再確認
→ 一安心の雰囲気・・・USD/ZAR:ダブルトップ完成済、ZAR/JPY:ネックラインの攻防
→ 南アランド暴落の本当の理由!?...
→ ZAR円の下落が止まりました!? とりあえずMA21日がレジスタンスか?・・・
→ 南アランド円Lスワップ派の方々へ・・・心を折らないで下さいm(_ _)m
→ 緊急レポート「南アランド円下落理由について」(こじつけ!?)
2008.03.11 13:00