ドル/円、クロス円の「損切りポイント」について



110円以上のスワップポジション(低レバ含み損大)を抱えている方々の一番の悩みは、「どこで損切りするか」 ということです。


今の相場はやっと急激な円高が収まり?、クロス円のポジションが無ければ買いたいレベルです。
 ⇒ 前記のように見えるのならば、今は損切りのタイミングではないということです。


現在の状況をトレンドラインと波動論で振り返ると、
上図青線で示した下げトレンドラインの平行線、チャネルラインを大きくはみ出してオーバーシュートし、95.77という昨年の感覚でいえばショッキングな数字をつけた後、とりあえず100円を回復というレベルです。



ダウ理論トレンド転換の定義では、次の高値がとりあえず(緑&青の)トレンドラインを上抜けること、次の安値が95.77を切り上げること、さらに前回の高値を更新することが必要です。


これらから、最初におとずれる可能性の高い損切りポイントは、図の@あたりではないかと考えます。
仮に一波でこれを超えるなら次の損切り(売り)のポイントはAにシフト、
逆に最悪は、このまま再度下げ始め、95.77を切って行く場合Bである。もちろん即降りかと。



下図ユーロドルの週足チャートでも、ただでさえきつい急上昇トレンドが、さらに急激なトレンドに切り替わっていることからも、いったんはここで止まって、さすがにある程度のドルの巻き返しがあるように思いますが。



緩やかな長いトレンドから急激なトレンドに切り替わった後の動きのパターンは、
2008.01.29でも示したように今のようなパターンが多いですね。(今回はBの結果に近い)

狼狽売りは控え、エグジットポイントも 「1pにこだわる(笑)エントリーポイント」と同じ感覚で、冷静に対処していきたいと思います。

2008.03.26 11:30

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