金利据え置きは14ヶ月継続。その間に予想通り実質金利がマイナスへと落ち込み、その幅がどんどん拡がっていってます。
(W2Cは、最低でも「インフレ率以上の運用を!」を目指して旗揚げしました(笑))
日本は政策金利を引き上げることができません。
その理由を簡単に説明すると、
・国に借金が多すぎて、金利を上げるとさらに国債の発行が増えるという悪循環。
・金利を上げると、これまでゼロ金利、低金利を期待して借りてきた個人(マイホームへの投資)、法人(設備への投資資金)がパンクする。
しかし、金利を上げないと、外国人は(ハイリスクローリターンな)日本国債などには投資しません。
政治の無策が続くのであれば、この矛盾も永遠に続きます。
ただし個人資産(1500兆円と試算)を、国債/地方債の合計(1200兆円と試算)が超えるようなことがあれば、(このまま無策に増やし続けるのならば確実に超えますが...)
その時点で終わりですが...
このあたり非常に参考になるブログをW2CメンバーのTAKAGI先生がお書きになっていますので参考にしてください。
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「日本は外国から借金をしていないから大丈夫だ」などという人がいます。
確かに日本国債は96.4%が日本国内で消化されています。
しかしそれは単に、日本国債はリスクが高いわりに金利が低いので、
外国人投資家にとって購入する魅力がないからにすぎません。
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2008.04.25 12:00


