米ドルに関しては先週金曜日の米雇用統計の結果を受け、米国の景気後退懸念の緩和、FRBは当面金利を据え置くとの見方が強まっていることを背景に、引き続き堅調に推移しそうな雰囲気です。
下図はドル/円の日足チャートです。今のところ前回2008.04.04記事での願いが通じたような形状になっています。
約2ヶ月ぶりに105円を突破、一目均衡表の雲を上抜け、大きなダウントレンドラインをも上抜けて一安心といったところです。
一部心ない(市場に参加していない)方々は、3月中のコメントで、「80円割れ...」や「60円台も...」などの暴論を展開されていましたが... たった1ヶ月前ですが少し懐かしく感じてしまいます。
(左:2008.05.05) (右:2008.04.04)
・以前引いたトレンドライン(緑A)が効いている状況
・雲のねじれと上記トレンドラインの交点あたりが次の大きなターゲット(107−108円)
・その後は当然利確調整売りで急激に下落すると思いますが、雲でサポートされて同じような上昇角のアップトレンドに戻ることに期待
とりあえず目先のターゲットは、ドル/円 105.93円(2月7・27日安値)、約6週間ぶりに1.53ドル台へ下落したユーロ/ドルは 1.5341ドル(3月12・24日安値)ですね。
【過去記事】
2008.04.21
2008.04.04
2008.03.26 ← 大底の次週
2008.03.18 ← 本年大底の次日
【参考記事】
人気blogランキング52位: Dr.高木の為替相場を読む
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2008.05.05 11:30


